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d-Style[小説]
【事実】
 その事実を知った翌日からは、私は嫌がられたり、気持ち悪がられることも覚悟し、その人物Dと過ごした
日のことについて色々と事細かに訊いて回った。

 案の定、一緒に過ごした場所、時間、行動、それら全てが私の記憶と一致していた。やはり、記憶の中の私
がDに入れ替わっているということ以外、別のものにすり替えられた形跡は残っていないのだった。

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