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3ss
飲んだ翌日(3)
「あー…ここどこだ?」
「ついにボケたか」
「俺の家だよ」
人のベッドを占領し、今の今まで深い眠りの世界に居た祥が緩やかな瞬きをする瞳をこちらに向ける。
間髪容れずに五郎が突っ込んだのに促されるように、答えを口にした。
「なぜ?」
「バカでボケ、か」
「記憶飛ぶまで飲んでたの?」
頭が痛いと再度ベッドに突っ伏す祥には水を置いて、猫が心配なのか帰ろうとる五郎を見送るために部屋から出た。



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あきゅろす。
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