ディスレストの悲劇
約八年前、魔術の暴走によ一つの街が姿を消した。
“戦術級魔法の暴走事故”
それが公的の発表だった。かつての精霊の都と謳われた街は一夜にして消滅した。人は言った、禁忌に踏み入った神罰だと。
ディスレストは魔力や魔術の研究も盛んで、精霊因子を後天的に目視出来る実験を行っていた。
精霊因子を視る才は神が人に与えた力と言っても過言では無い。つまり彼らが行っていた実験は、神を侮辱するにも等しい事なのだ。
ディヴァイン・クロウによってディスレストの地は八年経った今でも、草木さえ育たないと言う。
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