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君に届く歌
そのろく
白蔵様より質問、アルカディアより『魔歌』について。以下、ルカ→ル、アル→アでお送りします。

ル「あ、アル。白蔵さんから質問来てるよ」

ア「ん? 何々、魔歌についてか。結論から言うと、精霊の詩と同じように破棄は出来る。だが、ルカ、覚えているな?」

ル「うん。十分なマナさえあれば歌わなくても魔歌は発動するよ。竜族の喪歌と一緒で。でもマナが豊富にあればあるほど、歌わないと危険だし、魔歌の本質は“歌う”ことにあるから。歌と魔歌は切り離せない」

ア「魔歌の“歌”は魔歌を制御するためのもの。私たち竜ならば歌わなくとも力を制御出来る。しかし魔歌は喪歌を元としたものだ。本来、人が扱うべき術ではないからな。それが魔歌に歌――詠唱が必要な理由だ」

ル「十分なマナがあれば、ウィスタリアを治療した時みたいに二重唱を一人で発動したり出来るし、本編でも滅竜歌を止めるために一度だけ歌わずに氷煌楯を使ったかな?」

ア「とまあ、ややこしい説明ですまない。これも全て、灯里の説明が壊滅的に下手なせいだ」

ル「へ、下手って……それは流石に……」

ア「何せ考えなしで、すかすか頭だからな」

ル「ア、アルぅ……」


終われ!
ぐだぐだですみません!こんな感じでお分かり頂けたでしょうか……?


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あきゅろす。
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