初めてのちゅう(サトシ)
「サトシ…?」
「なんだよ…」
「こっちのセリフなんですけど」
サトシがじーっと見つめてくるから私もじーっと見つめ返す。
「ばっ!顔近い!」
「だってサトシが見つめてくるから」
「なっ!」
頬をボッと真っ赤にするサトシ
「私…なにかした?」
「べ、別に…ただその…」
キスして良いか?
その言葉に頬が熱くなるのがわかった
きっとサトシみたいに頬が真っ赤になってる。
「い、いきなりだね!」
「おなまえ…俺本気なんだ」
「サトシ…サトシがしたいならして良いよ…」
そう言って目をゆっくり閉じたおなまえ
今ここでしなきゃ男が廃る…!
ふわりと本当に少し触れてサトシはバッと私から離れた
「自分から言った癖に真っ赤」
「おなまえこそ真っ赤じゃねえか」
「…お互い様でしょ」
瞳が合うと
なんだか可笑しくて
二人で笑いあった。
*まえつぎ#
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