[携帯モード] [URL送信]
初めてのちゅう(サトシ)
「サトシ…?」

「なんだよ…」

「こっちのセリフなんですけど」


サトシがじーっと見つめてくるから私もじーっと見つめ返す。


「ばっ!顔近い!」

「だってサトシが見つめてくるから」

「なっ!」


頬をボッと真っ赤にするサトシ


「私…なにかした?」

「べ、別に…ただその…」


キスして良いか?


その言葉に頬が熱くなるのがわかった
きっとサトシみたいに頬が真っ赤になってる。


「い、いきなりだね!」

「おなまえ…俺本気なんだ」

「サトシ…サトシがしたいならして良いよ…」


そう言って目をゆっくり閉じたおなまえ
今ここでしなきゃ男が廃る…!


ふわりと本当に少し触れてサトシはバッと私から離れた


「自分から言った癖に真っ赤」

「おなまえこそ真っ赤じゃねえか」

「…お互い様でしょ」


瞳が合うと
なんだか可笑しくて
二人で笑いあった。

*まえつぎ#

7/21ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!