恋セヨ乙女、死セルマデ(財前塔子)
パンッと銃の音がしたと同時におなまえは倒れた
理解するのにどれだけの時間がたっただろう
「塔子さま…」
「………」
「塔子さま…最後のお願い聞いてください」
笑って…ください
「馬鹿野郎!そんなお願い…誰が聞くか!…誰が誰が…」
「お願いです…私塔子さまの笑った顔大好きです」
「見たいなら死ぬなよ…アタシの為に生きてくれよ…アタシのSPなのに死んだら意味ないじゃないか!」
「はい…ですからこれで守れました、塔子さまどうか幸せで」
にこり、と最後に綺麗に笑ったおなまえ
(馬鹿野郎…アタシもあんたの笑った顔が好きだったのにもう、みれないじゃないか…。)
*まえつぎ#
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!