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あったかいね(光熱斗)
震える身体
白く染まる息


恐怖に押しつぶされそうになりながらも
みんな必死に生きようとしている。


「寒いか?おなまえ。」

「熱斗くん…大丈夫だよ。ありがとう。」


今までニホンの地震は抑制プログラムで抑えられてたんだけど
何かの原因でそれが徐々に機能していないみたい。
熱斗くんのパパによれば誰かが故意にやってるとのこと


停電して電気も使えない今
完璧にアキハラのネットワークは手薄になっている。


そこでオフィシャルの私たちが警備を頼まれたんだけど寒さでまともにオペレーションが出来なくて逆に足手まといになる状況
それを見かねた熱斗くんがこうして今
私の両手を握りしめて暖めてくれている。


「熱斗くん、もう、大丈夫だよ。」

「でも、まだ冷たいぜ?」

「熱斗くんの手が冷えちゃうよ…」

「俺は大丈夫!」



どこにそんな自信があるんだかにかっと笑ってみせる熱斗くん


「でも…本当に…」

「しつこいなー…本当に大丈夫だって!」

「う…」



(それに俺、おなまえとこうしてる方が暖かいんだって!)



君といれば寒さなんか気にならない!

*まえつぎ#

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あきゅろす。
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