本気で恋した(一ノ瀬トキヤ)
すき、だいすき
あなたのキラキラ光る笑顔
周りを一瞬で変えるオーラ。
耳に響く歌声
ぜんぶ、ぜんぶ
「おなまえ、なに泣いてんのよー」
「トモちゃんだって…」
「なんか、春歌がスゴく大人に見えちゃって…」
「あはは…私もだよ…。」
キラキラ笑うあなたの隣にはハルちゃんがいて
ハルちゃんもキラキラ笑っていて…
「おなまえに渋谷さん」
「おめでとう…トキヤくん…」
「ハルのこと泣かせたら許さないんだからね」
「ええ…約束しましょう。」
「あはは…いいなー…結婚か…」
「貴女にもすぐ出来るでしょう…その時は呼んでください。」
「それはお断りだなー」
「何故です?」
「だってトキヤくんが来たら花嫁さんの私が目立たなくなっちゃうもん。」
「なーに言ってんの!アンタもアイドルでしょう!」
「あ…そうだった…」
あのね、トキヤくん
本当はねあなたがいたら私きっとちゃんと笑えないから
だって、きっと
これから先ずっと
一番大好きなのはあなただけだから。
さよなら、さよなら
私の愛したひと
大好き、だったひと
*まえつぎ#
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