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お揃い(木野秋)
ヘアピン
リボン
ストラップ
ケイタイ
ヌイグルミ
全部ぜんぶ
おなまえちゃんとのお揃い
音無さんや冬花さんはもっていないお揃いのモノ。
それを見ているだけで私は満足できるの
私とおなまえちゃんを繋いでくれるモノ
とても愛らしくていとおしくて
おなまえちゃんを扱うみたいに優しく、やさしく、ヤサシク使ってる。扱ってる。

「ねえ、秋」

「なに?おなまえちゃん?」

「見てみてー!冬花ちゃんとお揃いでネックレス買ったんだー!可愛いでしょ??」


オソロイ…?
冬花さんと?
違う…ちがうよおなまえちゃん
ちゃんと…見て


おなまえちゃんの手にはキラキラ光るピンクの石を使ったネックレス
冬花さんも同じ形の青く光るネックレスをつけてた、よく…覚えてる。
だって私…


「偶然ね、私も持ってるの。」

「え?あ、本当だ!秋とのお揃いまた増えたね!」

「そうね。」

「ふふっ!嬉しいなー!秋と冬花ちゃんとお揃い!」

「でも…冬花さん無くしたって言ってたから正確には私とおなまえちゃんのお揃いね。」

「えーっ…そうなんだ…残念だなー」

「本当にね…でも私おなまえちゃんとお揃いだから嬉しいな。」

「うん!私もだよ!秋!」


(冬花さんが無くしたネックレス、いま私の首に掛かってるんだもん。)

*まえつぎ#

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あきゅろす。
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