veryshort 光熱斗 「熱斗ー!!」 「うわっななしちゃん」 抱きついてきたななしを驚きながらも支える熱斗 「なんで、科学省にいるの?」 キラキラと目を輝かせるななし 「パパにななしちゃんが渡したい物があるみたいだから来いって」 「へ…私…?」 ななしは先ほど 博士の部屋で言った言葉を思い出した。 博士に聞いたんだった… 熱斗くんが来る機会は無いのかと 「博士に聞いた私が馬鹿だった…ええい、こうなったら!!熱斗くん!」 「はい!」 「これ…貰ってくれるかな…」 ななしの手には小さな包み 「え、俺に?」 「うん!」 「よっしゃ、あれでも何で俺に?俺誕生日まだまだ先なんだけど…」 「へ…し、知ってるよ!今日はバレンタインでしょ!」 「え、バレンタイン?」 「うん…」 「ありがとうななしちゃん!俺すごく嬉しい」 「喜んで貰えて私も嬉しい…じゃなくて!バレンタインのチョコの意味わかる!?」 「うん、好きな奴に渡すんでしょ」 「うっ…うん…」 「俺も好きだよななしちゃん」 (かぁぁ)(ななしちゃん??)(熱斗くん…ストレートすぎてななしちゃん真っ赤だよ…) [*まえへ][つぎへ#] |