[通常モード] [URL送信]

veryshort
光熱斗
「熱斗ー!!」

「うわっななしちゃん」


抱きついてきたななしを驚きながらも支える熱斗


「なんで、科学省にいるの?」


キラキラと目を輝かせるななし


「パパにななしちゃんが渡したい物があるみたいだから来いって」

「へ…私…?」


ななしは先ほど
博士の部屋で言った言葉を思い出した。

博士に聞いたんだった…
熱斗くんが来る機会は無いのかと


「博士に聞いた私が馬鹿だった…ええい、こうなったら!!熱斗くん!」

「はい!」

「これ…貰ってくれるかな…」


ななしの手には小さな包み


「え、俺に?」

「うん!」

「よっしゃ、あれでも何で俺に?俺誕生日まだまだ先なんだけど…」

「へ…し、知ってるよ!今日はバレンタインでしょ!」

「え、バレンタイン?」

「うん…」

「ありがとうななしちゃん!俺すごく嬉しい」

「喜んで貰えて私も嬉しい…じゃなくて!バレンタインのチョコの意味わかる!?」

「うん、好きな奴に渡すんでしょ」

「うっ…うん…」

「俺も好きだよななしちゃん」


(かぁぁ)(ななしちゃん??)(熱斗くん…ストレートすぎてななしちゃん真っ赤だよ…)

[*まえへ][つぎへ#]

2/26ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!