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veryshort
天尾翔
「ねぇーななし一緒にやろうよー」

「いやーわかんないもん」

「そんなこといわずにさー…ね?おねがいぃー」

「もーアイちゃんとか徹くんがいるんだから私は良いでしょー」

「そんなーななしと一緒にしたいのに…」

「翔みんなにそーいうこと言うじゃん」


ぷうっと頬を少し膨らませ横目に翔を見ると
困り顔の翔
そんな顔をされても困る


「ななしー…」


なんで、ななしは
一緒にしてくれないんだろう…
絶対楽しいのに
もしかしたらななしは俺のこと嫌いなのかな…


「ななし…俺のこと嫌いなの?」

「え?」

「だって、そんなに嫌がることなかったじゃん」

「そう…だけど」


確かに他の遊びなら
一緒にやってたけど
ライブオンはいや
翔がライブオンを始めるようになってから
なんとか大会とかで
最近翔に中々会えないし
アイちゃんとか徹くんといる時間長いし
なんか翔が取られちゃったみたいでいやだ

「翔ライブのことばっかりなんだもん」

「え?」

「だから!!久しぶりに二人で会ったのにさ…ライブオンじゃなくて私のこと考えてよ…」

「ななし…怒らないで、聞いてね俺はライブオンが好き…だから大好きなななしと一緒にライブしたいんだ」


それに、俺はいつもななしのこと考えてるよ、えへへ…
なんて照れ臭そうに笑う翔それだけで自分の顔が真っ赤になったのがわかった。


「ばか…そんなこと言われたら怒れないに決まってるじゃん…」

「え?何か言った?」

「なんでもないっ!!ライブオンやるんでしょ?早く教えてよね」

「ななしっ!!ありがとう!!だーいすきっ」


(わー!!いきなり抱きつくなぁっ!)(じゃあ、断ったらいいの??)(違うっ!)

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