デジモン\(^o^)/
バレンタイン!!
音色「あれー?いない。」
何処にもいない。
音色「最上君…、」
チョコを渡したいだけなのに。
前に変な生き物に助けて貰った以来貴方の事が好きなの。
音色「チョコ、渡したいだけなのに。」
ボソッと呟く、
すると背後から声が聞こえた。
最上「君、音色だよね?」
音色「最上君!」
待ち望んでいた人だ。
いざ現れると渡しにくい。
最上「私に、よう?」
音色「えっと、その、今日は…バレンタインでしょ?だから…、」
言葉にならないよー!絶対最上君に変な子と思われた!!
最上「バレンタイン…あぁ、それくれるのかい?」
音色「あ、うん!!最上君に食べて欲しくて作ったの!甘いの苦手そうだからビターにしたけど、」
最上「ありがとう。」
音色「それでね、それ他の人のとは違うの……、」
私がそう言うと意味が分からないような顔最上君はした。
音色「あのね、それ義理じゃなくて“本命”なの!それでも、食べて…くれる、かな?」
涙声になっちゃった。
うぅっ。恥ずかしいよお。
最上「最初からそのつもりだよ。本命じゃないと君からは貰わない。」
音色「え?」
最上「私も君が……音色が好きだよ。君を助けた時、君が私にお礼を言っている時から。アスタモンにも怯えてるのに必死に私に近づいてお礼を言って、アスタモンにもお礼を言う君を “好きになったんだ” 」
音色「嘘…、」
涙が溢れて来た。
貴方が私の名前を覚えている事ですら奇跡なのに、両思いだなんて。
最上「私の側にいてくれるか?」
音色「うん!」
人間様、デジモン様、神様、お父様。
本当にありがとう。
私、とっても幸せ。
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