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デジモン\(^o^)/
☆3



松田くんを追って行くと、階段裏の小さな出入り口についた。


私は、チビモンと階段の陰に隠れて話を聞く。



タカト「ギルモン……何で学校なんかに……。」


ジェン「今、ギルモンって言ったね?」


タカト「えっ……?」


ジェン「あれはデジモンだ。そうでしょう?」


タカト「……、何で君、それを………?」


テリアモン「この人がテイマー?」



突然聞こえてきた可愛い声。


顔を少し出して見てみると、李くんの傍にぬいぐるみのような可愛いデジモンがいた。



タカト「あっ…!テリアモン……!!テリアモンが…喋ってる!!」


テリアモン「ふふふ。自分のパートナーデジモンとちゃんと付き合えないんじゃ、デジモンテイマー失格だな〜。」


ジェン「テリアモン!!」


テリアモン「う…もーまんたーい!ふふふ!」


芽依「チビモン……。」


チビモン「なっ、な、何?」


芽依「笑っちゃダメ。」


チビモン「だって…。」



可愛い顔して、きつい事を言うからチビモン笑っちゃってるよ。


すると、松田くんは泣きそうな声を漏らした。



タカト「僕…、ぼく…!!」



走って何処かに行ってしまった。



チビモン「ぷっ!…あはは!!」


芽依「チビモン!」



耐えられなくなったのか、チビモンが笑い出し始めた。



ジェン「誰だっ!」



芽依「っ、逃げるよ!」



チビモンを抱えてその場から立ち去った。













チビモン「芽依〜、良かったの?」


芽依「いいの。チビモン、チョコなしね。」


チビモン「えー!!」


芽依「チビモンが泣きそうな松田くんを見て笑ったから罰としておやつのチョコはなし!」


チビモン「ごめんなさーい!」











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