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黒バス
影2.5


トイレへ向かった白栖君を視界の端に入れつつ、僕は一口シェイクを飲んだ。

「(…少し、痩せましたか。白栖君。)」

今日は本当にびっくりした。あの日以来面会すらできなかった彼が目の前に現れ、カントクと何か話している。
思わずかけた言葉に彼はしっかり反応してくれて、振り向いたその顔はなんとなくやつれた、疲弊しきった感じの表情をしていた。
きっと、その表情は遅れた理由である担任の教師のせいではないだろうと感じた。

「(入院している間、何があったんですか。白栖君…。)」

いつか、彼に聞いてみようと思った瞬間。目の前に体力のバーガーを乗せたトレーが現れた。


「どうも…育ち盛りですね。」





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あきゅろす。
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