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黒バス
影2


マジバに着いた俺達は、互いに商品を注文し、席についた。

「よし。テツヤ、ケータイ出せ。」

「ちょっと待ってください。……はい、どうぞ。」

ピコピコとメアドを打ち込んでいく。
テツヤはちゅーちゅーとシェイクを飲みながらこっちを見てくる。
…なんかかわいいな、こいつ。

「…ほい。メアド登録しといた。……つか、お前それしか食わねぇの?」

登録し終えたケータイをテツヤに返す。
トレーの上にはさっき飲んでいたシェイクのみが鎮座していた。

「ありがとうございます。…あんまり食べられないですけど、カロリーは摂取しないといけないんで。」

相変わらずの少食っぷりに思わず口角が上がる。

「相変わらず少食だなぁ、お前。もっと食わないと体力つかねぇぞ?」

「余計なお世話です。」

むぅっと膨らんだ頬がかわいらしい。コイツは毎回無愛想と見せかけて意外に面白いものを見せてくれる。

「ははっ!そうむくれんなよ。わり、ちょっとトイレ。」

「いってらっしゃい、白栖君。」

俺はテツヤを残し、トイレへ向かった。






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あきゅろす。
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