奥様は×××
4
晩ご飯を食べ終わり、只今テレビを見ながらのぉんびりしている。
ソファに座り、奥様の淹れてくれたお茶を啜っているこの時が一番幸せかも…。
あ、やっぱり嘘。
もっとある。もうちょいアダルティーなお話だけど。
「なぁ」
「何?」
隣に座り、お笑い番組に夢中になっていた奥様が唐突に話しかけてきた。鞄から何やら書類らしきものを俺に渡して。
受け取ると、『三者面談のお知らせ』と書いてある。
あぁ、もうそんな時期か…。
「暇、あんの?」
再びテレビに視線を戻して、特に興味ないけど、という態度を装ってる奥様。だけど俺は知ってる。本当はずっと気にしてたんだろうな。
「半日くらいどって事ないよ。仕事はいつでも休める。どうせなら1日休んでデートしよっか?」
相変わらずテレビを見続ける奥様のほっぺをつんつんと突いてみた。あぁ、柔らかい。
パシって手を叩かれた。けど、漸く俺に体を向けてくれた奥様。
「つまんねぇよ。つーかどうすんだよ」
「んー、何でも良いじゃん。お兄さんとか…、流石にお父さんは嫌だなぁ。俺30前だし」
「親父にするには若すぎるに決まってんだろ。まぁ、そうだな、兄貴が妥当だな」
よし、そうしようと自己完結して再びテレビを見始めた。
ねぇ、俺に対して関心薄すぎじゃね?
俺ずーっと隣に居んのにさぁ。
もっとこう、あるっしょ??
テレビ見るにしても、膝枕してくれるとか、寄りかかってくれるとかさぁ。
「しーず」
堪らなくなって、奥様のロンティの裾を引っ張ってみた。
またもやパシッと叩かれて終了。
えー、やだぁ。
「梓鶴」
「んだよ、今、ん…」
こっちを向いた瞬間奥様の口を塞いだ。勿論俺の口で。
「なに、や…ぁ…」
口が開いた瞬間、強引に舌を捻じ込み、相手の舌を絡め取る。
くちゅっと水音が部屋に響いた。
逃げようとする奥様の顔を少し乱暴に押さえて固定する。
ウチの奥様は少し手荒なほうがお好きらしい。可愛いだろ?
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