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告白の告白



壱side→



春もあれから毎日頑張ってラスト1枚。
数学の時間に間に合わなかったので放課後残って手伝ってやっていた。



「やっと完成ー!!本当に壱は頭良いーな。持つべきものはやっぱ壱だよな!俺1人でこんなのやってたら問1を解き終わる前に朝になっちっちまうよ」


「分かったから。ほら、プリント提出して来いよ。早く帰ろーぜ」


「うんっ!行ってくる!」


春はプリントを掴んで走って教室を出て行った。



転んだらどーすんだよ。
本当に危なっかしいな。



ふと窓に視線を移すとすごい綺麗なオレンジ色の夕焼けが広がっていた。


オレンジ色って結構好きだな。
暖かくて優しい。
光の差し込む教室までも優しい空気に包まれているようだ。


落ち着く。


カタッ


さっき春が出て行ったドアから物音がした。


「…壱くん」


ドアの所には頬を少し赤らめて俯き気味の松嶋が立っていた。


「ん?…松嶋じゃん。どーした?」






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あきゅろす。
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