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小説2
黒翼塔の王冠



「ぅぁ、、、ん、、、」

ジェムは波打つ体を震わせながら、ヒクヒクとほころぶ秘所を収縮させた。

宣告通り、ダイアナはジェムのアナルを延々と舐め続け、中をどこまでも伸びる舌で蹂躙し、拡張し続けた。

プックリと腫れ上がるように起立した前立腺をズリズリと舌でこすられ舐めしゃぶるようにこねくり回されると堪らない。

前立腺をそんなふうにいたぶられたのは初めてで、柔らかい粘膜に何度も押しつぶされるたび、射精感がいっきに募り、身悶えるほどつらい。

「、、、っ、、ふ、、」

だがやはり、とうとう射精させてはもらえず、ジェムは荒い吐息と溢れそうになる涙を必死に噛みしめた。

さんざんジェムを弄り回して満足したのか、ダイアナは
「また遊びましょうね?ジェム様」

と笑いながら闇に溶け込むように去って行った。

ダイアナがいなくなったせいか、拘束していた触手の力がわずかにゆるむ。

ジェムは体に触手を絡めたまま、台座に横たわった。

「ふふ、、、大丈夫ですか?でもこの程度ですんで良かったですね。」

こちらをずっと傍観したまま笑っているフランに、ジェムは胡乱な目をむけた。

「ダイアナさんは人間だろうと魔物だろうと関係なく玩具にするので有名なんですよ」

無邪気で無残な遊びが何よりも好きで、気に入った者には獲物を定めた蛇のごとく、執念深い執着を見せるらしい。

たとえ魔物の群れや、ルーファスの目の前であろうと平気で相手を組み伏せ犯したこともあるという。

ジェムはダイアナのあの細まった金の目を思い出し、背筋が冷たくなった。








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あきゅろす。
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