超短編 三ツ矢サイダー 「なぁ山本」 「なに?」 「三ツ矢サイダーって美味しいよね」 「いっいきなり;まぁ美味しいのなっ」 「三ツ矢サイダーってさなんか白いフィルム剥がすとなんか透明で綺麗じゃね」 「あー綺麗だねたしかに…獄寺ってさっなんか透明ってかんじするのな」 「なんでだよ」 「なんか髪も銀だし肌も白いしなんか綺麗だなっとなんか透明なものにエメラルドをはめたみたいな…」 「なんじゃそりゃ」 「でも獄寺って綺麗だよ…いろんな意味で…例えば心とかね」 「それはないだろー」 「いや…心配してないと思わせて実は心配してるときとか」 「意味わかんねー」 「意味わかんなくていいよ…それだけ獄寺が綺麗だって言いたかっただけだから」 「あっそっでも山本はなんか黒ってかんじがするなっ」 「なんで?」 「だって目も髪も黒だし…染まりそうで黒みたいに染まらない自分は自分ってはっきりしてる所かな」 「へへっそっかそしたら透明な色のおかげで黒はいるのな」 「今日の山本意味わかんねぇー」 「えーそぅー」 「あぁそうだよ」 意味わからん…三ツ矢サイダー美味しかったんだもんっ [*前へ][次へ#] [戻る] |