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1-4
「あの子を、知っているのですか?」
気がつくと、目の前にいた院長先生に話しかけられていた。
「いや、以前に少し見かけただけで…。名前も知らなかったし…」
今さっき子供達が言ったのではじめてカフって言うってのも知ったんだし…
そう言うと、「そう、ですか…」と院長先生はとても寂しそうな顔をして、そう俺に向かって言った。
「どうしてそんなことを聞くんですか?」
俺は今思うと失礼だったと思うけど、院長先生にこんな返答をしてしまった。
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