男×男のエデンの楽園〔男二人は当然全裸〕どちらかをアダムとイヴにして楽園でエッチさせる【イヴ役奴隷】@四位

使用変換人名
@男名・T〔受け〕
A男名・U〔責め〕
B男性性器名称
C排泄孔名称
G自分称

 遥かなる未知の太陽系……その恒星を公転する、水と緑に溢れる第四惑星。

 地上から数十メートルの空中に支柱も無しに停止して浮かぶ、銀色に輝く巨大ラグビーボール型の宇宙船の中では、惑星に放つ生物の製造が連日続いていた。
 愛らしい生物・美しい生物・醜悪な生物・恐ろしい生物・奇妙な生物・巨大な生物・群を成す生物・他の生き物に寄生する生物・摩訶不思議な生態の生物……多種多様な生命が、姿を決して見せない異星人の手で産み出され、惑星に放たれていく。
 宇宙船の深部『人間製造室』と表記された部屋では、男女一組の人間が製造されていた。
 床に少し間隔を開けて並べ置かれた、長方形で底が浅い二つの水槽。
 人間一人が横になれるスペースの中……底から半分ほど溜まった透過光で緑色っぽく見える液体の中に。
 両目を閉じて、前半身を浸して横たわる全裸の男と女。
 液体の量は体の耳の裏側くらいの位置まであり、裸の男女が呼吸をするたびに液体も揺れる。

 決して姿を見せない宇宙人たちの声が聞こえてきた。
《繁殖力に特化した『生殖人間』の完成だ
《人間には、他の生物のような決まった発情期間は設けない……性物だから、一年を通して発情して性交をする》
《さっそく、目覚めさせて地上に放とう……目覚めろ『生殖人間』一号、二号》
 男の一号と女の二号が目を開けて、水槽の中から上体を起こす。男女の生殖人間は地上へと降ろされた。

 こうして地上での人類の歴史がはじまる……そう思われていた矢先、予想もしていなかった緊急事態が発生した。
 女性の方が地上のウイルスに感染して、コロッと死んでしまったのだ。
 どうやら、そのウイルスは人間の女性にだけに感染して、死に至らしめ性質があるウィルスだった。
《あちゃ、女の方が死んじゃたよ……こんなの想定外だよ》
《どうする? 人間の女だけに感染するウィルスを撲滅させるか?》
《ウィルスだって我々が作ったんだぞ……人間の女を死滅させるからって、性物進化の突然変異に関与しているウィルスを、むやみに廃除しても良いものなのか?》
《しゃーない、もう一体……男を作って、男同士でつがい≠ノするか》
 宇宙人たちは急遽死亡した女に代えて。ウイルスに感染しない新たな男を一人作って。
 女性パートナーを失った男に与えた。
 地上に並び立って、宇宙船を見上げている裸の男二人に、宇宙人たちが言った。
《えーと、とにかくオス同士で頑張って子供を作れ……以上》
《それじゃ、そういうことで》
 そう言い残して、宇宙人の宇宙船は逃げるように宇宙に飛び去ってしまった。

 宇宙船が飛び去ってから数十分間……大地を渡る風の中……生殖人間・男一号〔拓巳〕と宇宙人に名づけられた始祖男性と、生殖人間・男三号〔水樹〕と名づけられた始祖男性は。
 自然に手を握り合い、しばらく、宇宙船が消えた空を眺めていた。
 拓巳が、水樹の顔を見て言った。
「とにかく、男と男で子作りをしよう……どちらかがイヴになって」
「そうですね、子孫を残さないと一代で絶滅してしまいますからね……がんばりましょう」
「とりあえず、何からやってみる? オス同士で繁殖する方法が、さっぱりわからないんだが」
「う〜ん、とりあえず。お腹空いたから食事してから考えてみますか」
 拓巳と水樹は宇宙人たちが「男が食べてもいい」と指定した食べ物……バナナとクルミを食べ、精力を増大させるヌルヌルの食材を食べた。
 男の玉のような形をした、クルミを食べながら拓巳が言った。
「とにかく、精がつく食べ物をたくさん食べて、子供の作り方をいろいろと試してみよう」
 チ●ポ竿のような形をしたバナナをしゃぶり食べながら、水樹が言った。
「そうですね……妊娠した方が、男イヴになって。男に奴隷奉仕をするコトにしましょう」


ヌルヌルの食材→この時代はまだ、動物性の精力食材を食べるコトは宇宙人たちから許されていなかったので、植物性ヌルヌルのオクラとか山芋を拓巳と水樹は食べていました。二人がスッポンや、精子を作るのに重要な亜鉛を含んだ食材。アサリ・牡蛎などを食べられるようになるのはずっと先の話です。

[*前へ][次へ#]

4/6ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!