攻めを催眠状態にして@

 ボク……水樹は、恐ろしい事実を知ってしまった。

 先月ごろから、なぜか急に女性への興味が薄れ……ボクは、つき合っていたクラスメイトの女の子に別れを告げた。

 ボクから一方的に別れを告げられた女の子は、驚いた後に泣きじゃくった。

 どうして別れなきゃならないのかと、泣きながら聞かれても。ボクには明確な理由を答えるコトができずに。

「ただ、なんとなく……嫌いじゃないんだけれど……興味が無くなった」と、しか返答できなかった。

 女の子はボクの返答には納得できない顔で「絶対に、別れないから! 水樹くんのコト大好きだから」と、言って。ボクの腕にしがみついてきた。

 複雑な気持ちの中……ボクは彼女を振った。

 それから数日後……ボクは真実を知った。

 クラスメイトの拓巳が、ボクに『催眠術』をかけて、操って彼女と別れさせ……さらに、気づかない間に拓巳の『受け役』に調教されて、相手をさせられているらしいと……知った。

 ショックだった、気づかない間に心と肉体が蹂躙されていたことが。

(拓巳の人生を、メチャクチャにしてやろうか)

 とも思ったがボクの体は、どうやら拓巳に完全に開発されてしまっていて。拓巳無しでは生きられない体になっているらしかった。

(こんな体にするなんて……ひどいよ、拓巳)

 ボクのチ●ポは、拓巳のコトを考えるだけで勃起してしまうほどに、催眠調教されていた。

 ボクは、報復とは違う別の方法で、拓巳に復讐することを思いついた。

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あきゅろす。
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