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 とある、医学系大学の昼下がり……キャンパス敷地内の森の中にある、滅多に人が訪れることもない白い壁の謎の研究室。

 玄関の棚には、特殊な酵素液で海洋生物の筋肉を透明化して、骨格を赤色や青色に染色されたオブジェのような『透明骨格標本』が数体飾られていて。
 隣室ドアに『処置室』とプレートが付けられた小部屋には、医療系器機や銀色に光る怪しい実験器具があった。

 処置室のさらに奥には『標本室』と、プレートが貼られた棚部屋のドアが少しだけ開いていて、オレンジ色の光源に照らされる標本棚には、奇怪なホルマリン標本が広口瓶の中に浮かんでいるのが見えた。

 ハトの両翼と尾羽が魚類のヒレのようになっている生物や、犬の下半身が魚のようになっている生き物や、猫の胴体から虫の足が生えている標本もあった。
 標本室の室内灯が消えて、中から白衣を羽織った男性が出てきた。
 男性は不気味な標本が並ぶ、標本室のドアに鍵を掛けると『処置室』の方に目を向ける。

 処置室の中央にはキャスター付きの医療ベットが置かれ、その上に全裸の男性が横たわっていた。
 18くらいに見える、全裸男性の頭部には犬の耳が人間の耳とは別に付いている。

攻め・拓巳の目線
 白衣の男性……拓巳は、ベットの上に裸で横たわる男性に近づく。
 しばらく、仰向けで両目を閉じた18の男性裸体を観賞したのち。
 拓巳の手は呼吸をするたびに、上下している男性……水樹の平らな胸板を撫で回す。
 胸を撫で回しながら、拓巳が呟く。

「はぁはぁ……これが、水樹の体……はぁはぁ」
 拓巳に撫で回されているうちに、水樹のルビーのような乳首が固く勃起してきた。
 拓巳の手は無抵抗の水樹の胸から、腹、腰、肩や腕、指先、鎖骨や首の辺りまでを存在を確認しているかのように往復して撫で回す。
 上半身を撫でる拓巳の愛撫は、水樹の下半身へと移り……太腿〔ふともも〕の外と内側、膝の裏側、脛〔すね〕と下脚、足の指先まで撫でると……撫でもどり、ついに水樹の股間にある男性性器に到達した。
 水樹のチ●ポと精巣の袋を、拓巳が手で弄んでいると……先端の傷口のような尿道口から透明な体液を染み出させたチ●ポは、乳首と同じように勃起してきた。
 拓巳は勃起させた水樹のチ●ポを、興奮した様子で息も荒く、ゆっくりとしごく。

「はぁはぁはぁ……水樹、正常な肉体の反応だ」
 拓巳にしごかれている、水樹のチ●ポは嬉しそうに、透明な液をドクッドクッと染み出させた。
 拓巳は、少し水樹の男性性器検査を中断すると、水樹の体をゴロッとうつ伏せに変えた。
 背中を上にした水樹の尾骨から、犬の尻尾が生えている。
 拓巳が水樹の背筋から尾骨まで指先で、スウーッと刺激を与えると犬の尻尾は左右に動いて反応した。
 拓巳が呟く。
「神経は完全に繋がっているな」
 次に拓巳は,水樹のヒップの双丘を左右にグイッと押し開いて、中央にあるココア色のア●ルを確認する。放射線状にシワが均等に走る整った形のア●ルだった。
「健康そうで美しいア●ルだ……さて、直腸内部の健康状態も確認しなければ」
 医療用の薄い手袋をした拓巳は、指先と水樹のア●ルにローションを垂らすと、触診と拓巳が称する行為を行った。
 水樹のア●ルに人指し指が差し込まれ、ゆっくりとした抽送が開始される。
 指が抜き挿しされるたびに犬の尻尾が左右に振れる。

「痔とか腸ポリープは無いようだ……これなら、指で少し拡張開発すれば標準サイズのチ●ポなら、すんなりと入りそうだ」
 拓巳は人指し指を根元まで、グイッと押し込むと、水樹の直腸内からお腹側を触る。
 一部分、腸壁とは違った感触の部分があった……触っていると膨らんでくるような感触の女性のGスポットのような部分……拓巳は水樹の前立腺の位置を確認すると、ア●ルから指を引き抜いた。



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