卑劣な催眠調教@


 オレは、以前から略奪を計画していた。水樹に『催眠』をかけて、催眠導引するコトに成功した。

 鍵をかけた、この教室に今いるのは、苦労して催眠状態に堕とした水樹とオレの二人だけ。

「やっとこの段階まできたか」

 オレの目の前の水樹は、自我を失った目で立っている。

 本人にはバレないように慎重に、じっくりと時間をかけて……それとなく,暗示を積み重ねてきた。

 おそらく、水樹本人は、自分が催眠にかけられてしまっているコトは、気づいていないはずだ。

(水樹……これから、おまえを完全にオレのモノにしていくからな。おまえは、オレの命令には絶対服従する。操り人形の“受け”になるんだ)

 オレのチ●ポは、これから水樹に行うコトを想像して勃起してきた。

 本来、水樹はノーマルな男女のカップルで、女性の恋人がこの前までいた。

 オレは水樹が、女性とイチャイチャしている姿が、見ていてどうしても我慢できなかった。

(やめてくれ、水樹……おまえに、女の彼女がいるなんて我慢できない……女と肉体関係を結ぶなんて、やめてくれ)

 少しづつ、少しづつ……オレは水樹が気づかない間に、水樹を『催眠調教』していった。

 まず最初に行ったのは、水樹の恋愛意識の書き換えだった。

 オレは催眠状態にした、水樹に質問した。

「水樹……おまえは、女は好きか?」

 虚ろな目で水樹は、オレの質問に返答した。

「はい……女性は好きです」

「じゃあ、男はどうだ? 男は好きか?」

 水樹は最初、オレの質問に困ったような顔をして首を横に振った。

 今は、首を横に振っていても、いずれはチ●ポを勃起させ。喜んで首を縦に振るようになる……オレは、そんな水樹の姿を想像しながら質問を続けていく。

「男同士の友情ってあると思うか?」

「男同士の友情……あります」

「それなら、男と女の友情は? 恋愛に発展しない友情だ」

 水樹は困惑して返答できない、ここからオレは強引に意識の変換を行っていく。

「質問を変えよう、男同士の恋愛に置き換えて……」

 小一時間後……水樹との問答が続き、ついに水樹は。

「はい……男と男は、心身ともに愛し合うコトができます……それは、ごく普通の恋愛感情で異質な行為ではありません……むしろ、男女が愛し合う行為はアブノーマルな行為です」

 と、言わせるまでに意識の変換に成功して。女性の彼女と別れさせるコトに成功した。

 そして、今日……水樹の『催眠調教』は最終段階に到達する。



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