大嫌いな催眠レズ
 とある、地下のステージ……表の世界から誘拐されてきた、美冬と榛名の二人の女性に、今まさに淫らな催眠実験ショーが行われようとしていた。
 スポットライトの中、すでに何重もの催眠暗示をかけて、容易に解けない深部の催眠状態を持続させている。
 美冬と榛名は、仲が悪い女二人だった。
 その二人を身も心も、親密な友だち以上のレズ友に変えるのが今回の実験だった。

 虚ろな目で立ち、唇の端から唾液の糸を垂らしている。
 美冬と榛名に、催眠術師が暗示のキーワードを呟く。
「おまえたちは捕獲された時から、互いを嫌っている……そうだな」

 美冬が返答する。
「はい、あたしは榛名が大嫌いです」
 続いて榛名が答える。
「あたしも、美冬のコトが大嫌いです」

「よし、その気持を思いっきり相手にぶつけろ『嫌いな唇』
 暗示キーワードの『嫌いな唇』を耳にした美冬とよ榛名が、抱擁して唇を重ねる。
「んっ……んんっ……あんたなんか大嫌い……んんッ」
「はぅ、あたしもあなた嫌い……んんんッ」

 嫌いな相手とキスをする、変換暗示に操られ。美冬と榛名は舌を絡める。
「ぅぷ……はぁ……ペチャペチャ……本当に嫌いなんだから」
「嫌い、嫌い、んんッ……ピチャピチャ」

 催眠術が次の暗示キーワードを呟く。
「では、大嫌いな相手に自分の裸を見てもらいましょう『嫌悪するほどの裸体』

 美冬と榛名が向き合って脱衣していく。
「よく、見なさいよ……あたしの裸、嫌いなあなただから特別に見せるんだからね
「そっちこそ、隅々まで見なさいよ……大嫌いな、あたしの裸をアナルまで、しっかりと見せてあげる

 下着まで脱ぎ捨てて全裸になった、美冬と榛名は互いの体を隅々まで見せあう。
 尻の渓谷に隠された、"アナルやヴァギナまで二つの山を左右に押し拡げられて見られた。
「しっかり、濡れたヴァギナのヒダまで指で拡げて見なさいよ……あんたのコトが大嫌いなんだからね……はぁはぁはぁ」
 恥ずかしい部分を嫌いな相手から見られるコトに、美冬と榛名は快感を感じるように意識変換されていた。

 二人の秘部に催眠術師の弟子たちが、これから行われる女性同士の性交のために、ローションが塗られていく。
 女二人のヴァギナやアナルに、たっぷりとローションが穴の中にまで塗り込められた。

 催眠術師の命令で、榛名は両手の平を床につけて、ヒップをグイッと突き上げた四足姿勢になって。
 榛名の後ろに美冬が立つ。
 美冬は、ちょうど腰の前方にある、榛名の尻を撫で回す。
「はぁはぁ、大嫌いな榛名の尻……はぁはぁ」

 美冬の股間に弟子たちが、三点ペニスバンドを穿かせる。
 外側に一本の人工ぺニス、ペニスバンドの内側には、ヴァギナとアナルに挿入する突起が付いていた。
 弟子がグイッと、ペニスバンドを引き上げると、美冬のヴァギナとアナルの穴に、ミニディルドーが入っていった。
 二つ穴を同時に責められ、呻き声を発する。
「んあぁ……あたしの、体に……異物が……あぁぁ」

 催眠術師が命令をする。
「さあ、美冬。大嫌いな榛名の穴を股間のぺニスで犯しなさい」

 美冬が、榛名のヴァギナの穴にぺニスを押し込んで犯しはじめる。
 ズヂュュュュ……ズヂャズヂャ……ヌジュ…ジュプッ

 美冬が腰を動かすと、美冬のヴァギナとアナルにも刺激が伝わる。
「あふっあふっ、はぁはぁはぁ……大キライ、大キライ、榛名なんて大キライ」

「あぁん、あぁん、あたしも、美冬なんて大キライ。もっと、しっかり犯しなさいよ……あぁぁ」

 催眠術師が最後の暗示を二人に与える。
「これから指をならすと。あなたたちの頭の中から『嫌い』という言葉が消えます。嫌いという言葉がどうしても思い出だせなくなります……代わりに口から出てくる言葉は『好き』と『愛』と、いう言葉です」

 パチッ!

 美冬と榛名が、愛の言葉を発しながらセックスをする。
「はぁはぁはぁ……好き、大好き、榛名のコトが大好き」
「あふっ……愛している、榛名を世界で一番、愛している」
「好き、好き、好き、大好き!」
「愛している、愛している、愛しているぅ……あぁぁぁ」

 美冬と榛名を、愛し合うレズ友に変える催眠実験は成功した。


  〜おわり〜


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あきゅろす。
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