筋肉質の男女を樹脂コレクション
変換名称①美冬
その男は狂っていた。若い男女の筋肉美に異状な興奮を感じていた。
男は自分の抑えきれない欲望を満たすために、おぞましい行為に手を染めていた。
今、男の部屋には間隔を空けて並べられた、黒い革張りの医療ベットがあった。
両足の部分が左右に開く特殊なベットの上には、肉体を鍛えている裸の男女が仰向けの格好で、両目を閉じて横たわっている。
太り過ぎず、痩せすぎず、適度な理想的な体型で隆起した筋肉。
筋肉美に異様な興奮を示すマニア男は、ベットの上に横たわる男女の裸体を撫で回し……弄び、愛撫する。
「はぁはぁはぁはぁはぁ……はぁはぁはぁはぁはぁ」
無抵抗で裸体を撫で回されている男女の、目を閉じた表情は変わらない。
十分に男体と女体を弄んでから、マニア男はコレクション処置に移る。
最初にマニア男は、男の方の乳首に、バイブレーターの刺激を与える。
振動の刺激を受けた乳首が勃起する。
マニア男は、固くなった男の乳首に刷毛で速効性の硬質樹脂を塗り、勃起した状態を固定した。
次にマニア男は、男のペニスに刺激を与えて勃起させると、萎えないように尿道に樹脂性の芯棒を差し込んで勃起状態を維持させてから。
乳首を固めた時と同じように、ペニスと玉に刷毛でクリヤー樹脂を塗って固めた。
「ふふっ……見事なぺニスだ」
マニア男は、女が寝ているベットの方に移動する。
女の胸を軽く揉み回してから、男の時と同じように乳首にバイブレーションで刺激を与えて、女の乳首を勃起させる
ヴィィィ……ヴィィィ
固くなった乳首を、軽く指でコリコリ摘まんでから、刷毛で樹脂を塗って勃起乳首を状態固定したマニア男は、次に女の足の方に移動すると。
脚部可動式ベットの足の方を左右に広げて、隠されていた女の股を照明の下に露出させた。
少し濡れ気味の女の股を覗き込むマニア男──すでにクリトリスは乳首の刺激を受けて、薄皮から露出していた。
マニア男が言った。
「素晴らしいヴァギナだ……樹脂で固めたら、美しい芸術品になるだろう……ふふふ」
クリトリスに、バイブレーションが当てられ。十分に勃起すると、樹脂の針を打ち込み勃起状態を固定して、刷毛で硬質樹脂を塗ってマニア男は勃起クリトリスを完成させた。
乳首とペニスとクリトリスを勃起させられて、樹脂で勃起状態を固定された、筋肉美男女が誕生する、
マニア男が呟く。
「第一段階終了……ここからの作業は慎重に行わないと、崩れたポーズになる」
マニア男は、ペニスが勃起している男の腕をボディビルダーが腕の筋肉を隆起させて誇示しているような、ポージングにすると腕の関節部分に硬質樹脂を塗ってポーズを固定させる。
腕に続いては、股関節から膝までの関節に樹脂を塗って固定させる。
「立たせた時のバランスも考えて、足を開く角度も注意しないとな」
そして、関節を固めた男の足の裏に接着樹脂を塗ると、すばやく平面の楕円プラスチック板を貼り付け。
バランスをとりながら、男の体を床に立たせる。背骨や腰骨の辺りにもポーズが崩れないように注意して、硬質樹脂でポーズを整え。
最後に足首の関節を樹脂で固めて。
生きている人間フィギュアが完成した。
最後にマニア男は、噴射器を使って全身にクリヤーな硬質樹脂を吹き付けて、勃起ペニスをポージングで誇示している筋肉美男性が完成した。
女の方も男と同じように足の裏に、楕円形のプラスチック板を貼り付けて関節を固定して立たせた。
女のポーズは、両手を後ろに組んで少し足を開き、腰を突き出したポーズで乳首とクリトリスを見せつけているようなポーズだった。
女の全身にも樹脂を吹き付け、ヒップや性器も樹脂で固められた。
両目を閉じて、淫らなポーズをしている男女の姿に、マニア男の興奮は頂点に達する。
「はぁはぁはぁはぁはぁ……すごい」
部屋には試行錯誤を繰り返して、ポーズが崩れたまま固まってしまった。裸体の筋肉美男女が放置されていた。
立たせても、背骨と腰を硬質樹脂で固定していなかっために、時間の経過と共にポーズが変わってしまった裸の男女。
最初は、軟質樹脂で固めてみたりもしたが、直立状態では重力に耐えて長期間ポーズを維持するのはムリだとわかった。
完成した二体の猟奇フィギュアに、興奮したマニア男は、急いで服を脱いで全裸になると。
マットに寝かせてあった、両目を開けて横たわる全裸少女を抱き締めた。
筋肉の鍛え方が、マニア男がコレクションする段階には達していなかったために、軟質樹脂で固めてそのまま生きている、性処理用のラブドールに変えた少女だった。
「はぁはぁはぁはぁはぁ……筋肉、筋肉」
変態マニア男は、軟質樹脂で固められて、抵抗できない、少女と性器で繋がり腰を振る。
「はぁはぁはぁはぁはぁ……んあぁ、で、出る！」
マニア男から犯され、中出しされた美冬の目から涙が流れた。
～おわり～
☆この作品は、思いついたエロネタを抑えきれずに、急遽書いた作品です……酷似したアイデアは、アンリアル〔隔月コミック雑誌〕の2021、11月号のアンケート葉書に希望マンガ要望として送りました
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