ギラギラ銀子の日常A

 銀子がアダルトなグッズを物色していると、GLな同人誌を数冊抱えた卯月がやってきて言った。
「何か買いたいグッズ、あった?」
「これを買ってみようかな」
 銀子が手にしたのは手の中に収まるサイズの透明な筒で、注射器のように手動で吸引して筒の中を真空にするグッズだった。
「コレでクリを刺激吸引して大きくしてみようかと……クリが肥大すれば感度が増すかも知れないから」
 銀子と卯月はそれぞれが選んだ、アダルトグッズを手にレジに向かう。
 二人はレジで女性店員にお金を払って店を出た。歩きながら卯月が言った。
「そう言えば、噂だけれど。この近所にうちの学校の制服を着たタダでやらせてくれる『ビッチ男』が出没するらしいよ……なんかエッチする時に条件を一つだけ出すみたいだけど、それを承諾さえすればヤラせてくれるって」
「本当? そんな都合のいい男がいるはず……」
 銀子がそう言った時、後ろから男性の声が聞こえてきた。
「そこの二人組のお姉さん、ボクとエッチしてみない……お金なんかいらないから」
 振り返ると、銀子と卯月の学校のエンブレムが入ったブレザーの上着を着た年下の男子生徒が微笑み立っていた。
 顔を見合わせる銀子と卯月。男子生徒が言った。
「お姉さんたち、あそこのアダルトショップから出てきたよね……エッチなコトに興味あるよね。ボクの家すぐそこだから」
 銀子は心の中で。
(都合がいいビッチな男、本当にいたぁぁぁ!)と、絶叫した。
 銀子と卯月は男子生徒についていって、一軒の住宅に入った。家の中では母親らしき女性が家事をしていた。
 ビッチな男子生徒が自分の母親に言った。
「母さん、お風呂場使うよ……お姉さんたちと一緒にシャワー浴びるから。それから二階のボクの部屋でお姉さんたちとセックスするから。少しうるさくなるけれど」
 無言で背を向けたまま家事をしながら、うなずいた母親に玄関から靴を脱いでスリッパに履き替えた銀子と卯月は遠慮気味に。
「おじゃまします」「お風呂お借りします」
 と、言って男子生徒の後を追って家に上がり、風呂場で三人とも裸になってシャワーを浴びる。
 年下の男子生徒が真新しい歯ブラシを、銀子と卯月に渡す。
「はい、お姉さんたち……良かったら、これで歯を磨いてね。歯磨き粉付きの歯ブラシだから」
 銀子と卯月と男子生徒の三人は風呂場で歯を磨き、ボディソープで体を洗ってから。
 バスタオル一枚の姿で、男子生徒の部屋に移動した。
 部屋で腰に巻いていたタオルを外して全裸になる。
 ビンッビンッに勃起しているチ●ポに、銀子と卯月の目が吸い寄せられる。
った男子生徒が銀子と卯月に言った。
「お姉さんのどっちが先に相手をしてくれるの? 3Pはまだボクの性経験浅いからムリだから」
 銀子が男子生徒に訊ねる。
「噂だと条件を一つだけ出して承諾したら、エッチするって聞いたけれど?」
「うん、女性が上になる騎乗位じゃなくて。男性主導の体位をやらせてくれたらエッチしてもいいよ」
「男性が主導の体位?〔男が女を犯す〕逆レイプ!?」
 貞操観念が男女逆転のこの世界では、女性騎乗位が当たり前で。男性正常位は『女犯しの体位〔逆レイプ体位〕』と呼ばれていた。
 腕組みをして思案をはじめる銀子。
「ち、ちょっと待って……少し考えさせて」
 銀子が考えている間にバスタオルを外した卯月が、顔を赤らめて挙手をした。
「あたし、女のマ●コに男のチ●ポを挿れられるのは嫌だけれど。こういうのならやってもらいたい」
 卯月が手にして開いたレズ同人誌のページには、裸の女の子二人が秘部を擦り合わせて喘いでいるマンガが描いてあった。
 ビッチな男子生徒は苦笑しながら言った。
「お姉さんは、そういう趣味なの……うんっ、いいよ」
 ビッチ男子生徒は、自分の股間にローションを塗りたくると。ベットに横たわった卯月の股間と交差で股間を密着させて……ヌチュヌチュと腰を動かしはじめた。
 挿入とは違う刺激に卯月は悶え狂う。
「あッ……あッ……キン●マとマ●コが擦れて……すごいっ! キン●マが性器の溝から変なところに入っちゃいそう……あッ……あッ」



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