ギラギラ銀子の日常@

 その日……ギラギラ銀子は『男女の貞操観念が逆転した世界』の自分の部屋で上半身裸になって、ベットに寝転がりエッチな雑誌のグラビアを眺めていた。
この男、いい尻とチ●ポしてやがるな……やりてぇ」
 銀子は、喰い込みフンドシのヒップを強調した悩殺ポーズの。
 裸体男子グラビアセクシーアイドルのページを見ながら、パンツの中に手を入れて女性性器をモゾモゾ触っていた。
「んんッ……あ──っ、男とやりてぇ」
 銀子はパンツを全部脱ぐと、パソコンのエロ動画を視聴しはじめた。
 エロ動画は『女性が若い男を騎乗位で犯している』レイプ物だった。
 動画の中で犯されている男の呻き声が聞こえてくる。
《うッ……うッ……うッ》
 どうやら男は、女性から犯されているのと同時に、アヌスに異物が挿入されているらしかった。
 動画を観ながら、股間と胸に添えた手を動かしていた銀子は、買っておいた『処女膜貫通型ディルドー』にローションをたっぷりと塗りつける。
「はぁはぁ……もう我慢できない」
 銀子は動画の中で男を犯している女性と同じような、騎乗位ポーズをすると。そのままズボッと、太いディルドーを処女マ●コに突き挿した。
「あッ……おッおッはぁはぁ」
 腰を上下させてオナニーする銀子……処女膜が破爪して血がにじむ。
 銀子の体は処女喪失しても、しばらくすると処女膜が再生する不思議な体をしていた。
「おッおッ……イクゥゥゥゥ」
 破れた処女膜で絶頂した銀子は、血の付着したディルドーを引き抜く。
「はぁっ、痛いけれど気持ち良かった……さてと」
 パソコンを切った銀子はパンツを穿き替えると、ライン通信で約束した、女エロ友だちの卯月が待っている。アダルトショップへと向かった。

 近所にあるアダルトショップの駐車場には、先に到着した卯月がスマホの画面を見ながら待っていた。
 銀子が卯月に言った。
「わりぃ、家出る前に一発抜いてパンツ替えていたら遅くなった」
「気にしなくていいよ、あたしも抜いて今来たところだから……店の中に入ろ」
 店内には女性客がチラホラ、アダルトな商品を物色していた。
 DVDコーナーからは、モニターから喘ぐ男性を女優が指でイカせているAV画像が流されていた。
 銀子が言った。
「パソコンとかスマホの動画も、お手軽でいいけれど……アダルトな店内を歩き回って実際に商品を手にして眺めてみるのも、また動画とは違った楽しみ方があるね」
 銀子は棚に並んでいる、中古DVDのパッケージを目で追う。
 どのパッケージにも裸の男性が、性器無修正で印刷されている。
(うわぁ……モロ見えのキン●マとチ●ポがいっぱい)
 銀子は半裸の男性が縄で縛られているSMコーナーや、全裸男性の野外露出モノDVDを眺めた後……少し離れたコーナーで、アダルトDVDを手に眺めている卯月に近づく。
(どれどれ、卯月はどんなモノを……い゛っ!?)
 卯月が熱心に眺めているAVは、裸の女性同士が抱き合っているパッケージの、いわゆるレズビアン物だった。
(レズ? ホモ物じゃなくて? そりゃあ、性癖は人それぞれだけれど……そういえば、前に卯月の部屋に遊びに行った時に、GLの同人誌が大量にあったな)
 GL物は腐男子が好物としているジャンルだ。
 銀子はレズ物を物色している卯月から離れ、アダルトグッズコーナーへと向かう。
 グッズの棚にはさまざまなローションや、女性向けオナニーグッズが所狭しと並べられていた。
 OLらしいレディーススーツ姿の成人女性客が手に取って眺めているのは『童貞チ●ポ』という商品名のディルドーだった。
 女性が膣に挿入するとディルドーの亀頭部分の皮がめくれ、男の子の童貞を卒業させてやった気分になるグッズらしい。
 男性向けのオナニーホールも数種類並んでいて、女性が男性に使う目的で主に購入する。
 銀子は壁に吊り下げられていた『女の息子用下着』のグッズを興味深そうに手にする。
 トランクス姿をした可愛らしい男の子のイラストが描かれた箱の中には、女性サイズと書かれた男性下着が入っているのが見えた。
(最近、こういうの流行っているよな……男装趣味の女子用下着、やっぱり股間にクロッチ〔当て布・股布〕してあるのかな?)



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あきゅろす。
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