ヌードナイト暴走Cセックスをする蘭花と銀牙

 ロケット噴射で飛んできたチンチン君が、空中をクルクルと舞っていたタコスケの母親の膣穴にズボッと突き刺さり、ロケット噴射でタコスケの母親を宇宙船の破損した穴から遠ざける。
《チンチン君でしゅ! 根性で助けるでしゅう!》
「あぁ……マ●コが炎で熱い
 マ●コからチンチン君のロケット噴射の炎を出して、タコスケの母親は空中に留まる。
 軍医タコの触手吸盤が少しづつ床から離れ、船内の空気を放出している穴へ飛ばされる寸前に、片方の手で犬小屋を抱え。もう片方の手で軍医タコをつかんだ。エビとカニのハイブリッド裸族人類『美久』が、踏ん張り耐えた。
 美久の足先が宇宙船の床に、めり込みはじめた時……部屋の自動ドアが開き、赤い闘魂タオルを首から下げた隊長タコが入室してきた。
「どうした軍医、何か爆発音が聞こえ……どわぁぁぁぁ!?」
 天井の穴に向かって吸い込まれていく隊長タコ……隊長タコの体は穴を閉じる 補修剤の代わりになって穴に詰まる。
 同時に、部屋の隙間に隠れていたノラ隊長タコたちが次々と、穴に挟まった隊長タコのところに引き寄せられるように吸い込まれ……挟まり補修剤の代用になる。
「ぐふひっ」「がふふっ」「ぐふふ……ふ」
 グチュグチュと不快な音が響き、宇宙船に開いた穴は軟体生物の体で塞がった。
 空気の外部放出が止まった船内で、美久の胸にあるカラータイマーが点滅する……ピコピコピコ。
 手を十字に組んだ美久は天井に開いた穴に向かって。
「ジュワッ!」と光線を放ち、宇宙船の自動修復装置が動き出すまでの一時しのぎで、穴を隊長タコごと溶接した。
 軍医タコが言った。
「危なかったです、隊長が入室してきてくれなかったら犠牲者が出るところでした……感謝します、隊」
 軍医タコが壁のレバーを下げると、壁から突き出た筒の中から、新しい隊長タコが転がり出てきた。新しい隊長タコが触手を頭上に突き上げて言った。
「元気ですかぁ!! エロい気持ちがあればなんでもできる! 1・2・3……タコ──ッ! おっ、軍医元気か」
「はい、お陰さまで」


 小一時間後……軍医タコは宇宙船内で、壁の平面モニターに映るニュース映像を見ていた。
 ニュース映像には『裸族人類が存在する退屈でない世界』の大都市の広域公園で、青い体で野外セックスをしている蘭花と銀牙の姿が中継されていた。
「あぁぁ……あぁん」
 蘭花の喘ぎ声が衝撃波や超音波となって、高層ビルが次々と崩壊していく。
 銀牙の激しい腰の突きが振動となって、海を荒らし、山を崩し、大気を震わせた。
 空を黒雲が包み、竜巻や落雷が発生する。制御できない裸族人類のセックスが災害を引き起こす。「あぁぁ……銀牙、気持ちいぃ」
 豪雨と落雷が連続して落ちる中、濡れた裸身から水蒸気を発する蘭花と銀牙を中心に台風が発生しつつあった。
 世界のあちらこちらでセックスの影響がではじめ、異常気象や火山の噴火が相次ぐ。
 銀牙は乳首から白い父乳を……蘭花は尿道口から女の白い精液を出しながら絶頂している。
 軍医タコが呟く。
「大変なコトになりました……蘭花と銀牙は、ただセックスをしているだけなのに。蘭花の浮かした腰が地面に落ちると、火山帯や断層を刺激して噴火や地震や津波が起こります……今のところ、全員避難しているので死傷者は一人もでていませんが……蘭花と銀牙のセックスを止めましょう」
 軍医タコがタブレットを操作して、イカやクラゲの宇宙人に裸族人類の協力を要請する。
「裸族人類のセックスを止められるのは……裸族人類のみ」
 近くにいた美久が背ビレを発光させゴ●ラ尻尾を振りながら言った。
「あたしも、蘭花さんと銀牙さんの、セックスを止めるのに協力します」
「お願いします……ヌードナイト鉱石の暴走で、これ以上被害が拡大しないように二人の腰の動きを止めてください」


 そして、イカ側裸族人類、クラゲ側裸族人類、ウニ側裸族人類、カニ&エビ側裸族人類の協力で。
 蘭花と銀牙を氷山の中に閉じ込めるコトに成功して、一時的に世界は救われた。
 氷の中で微かに腰を動かしてセックスをしている、蘭花と銀牙をモニターで見ながら言った。
「なんとか、セックスは抑制しましたが……暴走の原因を突き止めないと、凍結もいつまで持つか」
 軍医タコは隣に立つ隊長タコを、チラ見して言った。
「隊長……ちょっと、わたしについてきてください」
「なんだ、美味いものでも食わせてくれるのか?」



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あきゅろす。
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