並列世界からの来訪者C

「反対にどうしてバレないと思ったっスか、こっそり白我美の特化能力を見るつもりだったんスね、キラーエースと同じ能力だったら即抹殺するつもりだったんすか……変身」
 黒我美は白目を剥いて、危ない笑いを浮かべた。
「へへへっ……この世界の解決方法は、問題や紛争は淫らな行為で平和的に解決するのが基本っス、戦争や紛争やテロの暴力行為からは何の解決策も生まれないっス……この世界に来たからには、この世界の解決方法に従ってボクをイカせてみるっス
「言ってくれるぜよ……それなら望み通りにイカせてやるぜよ!!」

 風車小屋の着ぐるみを脱ぎ捨てた、キラーエースは低姿勢でズ●ックのように、黒我美の股間に手を差し込んだ。
 性器に触れられた我美が「うッ!」と声を漏らす。
「アテのこの手が愛液で濡れる……我美をマ●コでイカせろと濡れ叫ぶ……ゴッドフィンガー!!」
「あぁぁ……他人の手でマ●コまさぐられると超気持ちいいっす」

 グヂュグヂュグヂュ……黒我美はキラーエースのフィンガーテクニックで、絶頂させられた。
 黒我美の姿が光の粒子になって消滅すると、地面から土管が出現して中から裸の黒我美が押し出されるように現れた。
「残り絶頂ライフ98っス……思った通りなかなかやるっスね……やっぱり裸族人類はエロな問題解決方法が一番っス……提案があるっス」
「言ってみるぜよ」
「童貞、非童貞、処女、非処女を問わず着衣人類との性交数を競う『千人斬り勝負』で解決するというのはどうっスか、キラーエースが千人……いや、裸族人類だから多少のハンディを付けて『セックスを合意した相姦者、千八百人斬り』にするっす……キラーエースが達成したら、白我美は引き渡すっス……白我美を煮るなり焼くなり、好きにすればいいっス」

「おもしろい提案ぜよ」
「それと、もう一つ……白我美にキラーエースの千八百人斬りを妨害させてみるっス……キラーエースが千八百人斬りを達成するのが先か、白我美が特化能力を覚醒させるのが先か……この申し出は断ってもいいっスよ」
「誰に向かって言っているぜよ……『白い裸の悪魔』と恐れられたアテに向かって、股間のヒゲ陰毛は伊達じゃないぜよ……そのデンジャラスな提案受けて立つぜよ」

「さすがっスね……白我美から聞いた話しだと、白我美もボクと同じオナニー派っスから。代理で千人斬りをする者を呼び出してもいいっスか」
 キラーエースが自信満々に鼻で笑う。
「好きにすればいいぜよ……誰が相手でも負ける気がしないぜよ」
「これから、我美の代理で『千人斬り』をする者を、引っ張り連れてくるっス……近い距離だから魔法で手が届くっス」
 黒我美の腰に手形をした、平成淫乱ライダーベルトが現れ、黒我美は指輪をした手を手形にタッチさせた。
「さあ、淫らなショータイムっス……変身」
 空中に現れた魔方陣に片手を突っ込んだ黒我美は、裸の乙姫を魔方陣から引きずり出した。
 いきなりベットから、外へ引っ張り出された乙姫は不機嫌そうだ。

「なによ、せっかく気持ち良く眠っていたのに」
「乙姫さまにボクらの代理で『千人斬り』をしてもらおうと思って……かくかくしかじかっス」
 黒我美の説明を聞いた乙姫は、地面に胡座を組むと頭を掻いた。
 裸の女が四人……野外にいる情景の中、乙姫が言った。
「話しを聞いても、なんかスッキリしないわね……第一、あたしが『千人斬り』するコトに何のメリットが?」
「乙姫さま、男日照りでご無沙汰っしょ……マ●コにクモが巣を張っているっスよ」
「うっ、それを言われると辛い」
 乙姫がマ●コの溝をなぞると、本当にクモが一匹……マ●コから這い出てきた。
「男女を問わず、合意なしの『千人強姦斬り』でいいっスから、代理参戦してもらいたいっス」
「あたし、レズはされるのは好きだけど、自分からするのは嫌いだから」
「女性性交用に、いつもの※『献体チ●コを八体用意するっス……乙姫さまが千人斬りをすれば評判が広がるスよ(悪評が)」


『献体チ●コ乙姫が男体に意識を移して、女性とエッチをするために我美が作り出した器の肉体。
当初は、股間に七本の陰茎〔七本槍〕を生やして、その時々で使い分けていたが。現在は名器〔男性として最高のチ●コ〕として一本にまとめられている。



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あきゅろす。
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