完全なるセックス美少女とセックス美少年B『あたタコ』完結

──第三処置『メス一号』の女性性器とア●ル『オス二号』のア●ル処置──

 はぁはぁと、快感に呼吸を乱しているメス一号とオス二号を眺めながら軍医タコが言った。
「いよいよ、女性性器と排泄器官の改造です………男女を満足させる最高の器官に仕上げます」
 メス一号の性器とア●ルを被うように、チューブやコードが繋がった改造器具が装着される。
 オス二号に装着されたのは、一回り小型のア●ル専用の改造器具だった。

 軍医タコが言った。
「メス一号は、クリトリス・膣・ア●ルの三点を同時に改造処置します………最初にオス二号のア●ルの拡張と、直腸内部の快感神経を活性化させて括約筋を強化します」

 ウィィィンと、機械の唸る音が聞こえ。自動的にナノマシン入りの挿入ローションが染み出た拡張棒が、ゆっくりとオス二号のア●ルを押し広げて挿入を開始した。
「ああぁぁぁぁぁ!?」
 未知の異物挿入感に、眠りながら悶えるオス二号。
 機械的な抽送がはじまり、排泄器官の作り替えが開始される。

 オス二号のア●ル改造が進行している、隣の台ではメス一号の性器への処置もはじまっていた。
 クリトリスがウネウネと刺激され、身悶える美少女。
「はぁあはぁ………はぁはあんんっ」
 軍医タコが言った。
処女膜の破瓜とア●ル拡張と感度開発………同時挿入開始………処女膜には再生細胞を移植」
 無機質な機械姦が、メス一号に開始される。
 器機の内側から、挿入ローションにまみれた二本の挿入棒が、ゆっくり回転しながら膣口とア●ルに向かい同時挿入を開始した。

 誘拐される数時間前まで、家族と談話をしていたメス一号は想像さえしていなかった、二穴の凌辱に腰を浮かす。
「うぐぅぅ!?」
 拡張されるア●ル、ロストバージンする膣──機械的に開始される抽送。
 メス一号の腰は大きく持ち上がったり、ドスンと台に落下を繰り返す………そのたびに、メス一号の性器は収縮と弛緩を繰り返す。
「あうッ、あぁあぁ………はぐぁ」

 軍医タコは、メス一号の処置台と間隔を開けて並べられた処置台の上で、ア●ル開発をされているオス二号の胸に、薄い金属ブラパットの器具を吸盤装着して言った。
「ついでですから、オス二号の乳首は性感帯も開発しちゃいましょう………常に乳首が勃起するように、どうせもう衣服を身につけるコトはないでしょうから」

 数時間後──処置の終了した裸の『メス一号』と『オス二号』が、台の上に仰向けで横たわる。
 二人の胸の中央にはウルト●マンの【カラータイマー】のようなモノが埋め込まれていた。

 蘭花が軍医タコに、美少女と美少年の胸に埋め込まれたタイマーについて訊ねる。
「タコ神二号さま、あのタイマーのようなモノはなんですか?」
【絶頂タイマー】です、ダイヤルを回してセットすると三分後に絶頂させるコトも可能です、もちろん通常のピコピコ絶頂も………はて? 過去にも同じようなコトをしたような?」

 軍医タコは完成した、完璧なるセックス人間〔フール〕の美少女と美少年を目覚めさせるコトにした。
「すでに、意識は改造済みです………裸族人類ではありませんから、背中に翼はありません。寿命は老いる前の若い姿のまま、セミの寿命が尽きるみたいにコロと死にます………でも大丈夫、三日後には脱皮をして、また若い姿で生き返りますから。
通常の人間の寿命と同じ歳月まで死んだら脱皮を繰り返して生き返り………脱皮をしなくなったら、その時に本当の死が訪れます………さあ、目覚めなさい『メス一号』『オス二号』」

 目覚めた『メス一号』と『オス二号』は、台の上で上体を起こして、自分の体を確認すると涙目で軍医タコに哀願した。
「元の体にもどしてください………神さま」
「こんな体、イヤです」
 答える軍医タコ。
「もう、もどりませんよ………あなたたち二人は、家族や周囲には悩みがない明るい人間を装っていましたが、実際には内面は自殺を数日のうちにしようと計画していたのでしょう………知っていますよ」
『メス一号』と『オス二号』は、驚いた様子で互いの顔を見合わせる。
 軍医タコの言葉が続く。 
「別々の離れた場所で見知らぬ男女が同じコトを考えて、自分で絶とうしていた命………捨てるくらいの命なら、わたしにください、生きている性の喜びを感じる体にリサイクルしますから………さて、それでは地上に降りてセックスをしましょう

 数時間後──『メス一号』と『オス二号』は、【裸族人類が存在する退屈でない世界】の地球のホテルの屋上で、軍医タコに見られながらセックスをしていた。
 嗚咽声で、女性騎乗位セックスをする、メス一号。
「うっ、うっ、はぁはぁ………イヤ、セックスなんてしたくない………もう許して………はぁはぁ、イキたいイキたい」
 同じように涙目で、女性と正常位セックスをする、オス二号。
「あッ………あッ………もう腰を動かしたくない………イキたい、イキたい」
 軍医タコが、二人のセックスを監修する。
「ほらほら、男性に騎乗挿入しているメス一号は、膣穴を締めながら、しっかり杭打ちピストンで腰を上下に動かしなさい………女性に挿入しているオス二号は、腰の動きで女性を気持ち良く杭打ちピストンの連続運動で犯してあげなさい」
 すでに、強烈な快感に白目を向いて意識を失っている、男性と女性を犯しているメス一号とオス二号の、胸にある『絶頂タイマー』が、ピコッピコッと点滅している。
 軍医タコが言った。
「そのタイマーが、点滅を停止した時に絶頂できますからね………頑張ってください………どうですか? セックスで生きている喜びを感じましたか? 性は生、あなたたちは性を楽しみ、新たな命を生殖で作り出す能力があるんですよ………セックスで人間を作れるんですから、死ぬなんてもったいない」

 タイマーの点滅間隔が次第に短くなる………メス一号とオス二号の表情に、悦楽の笑みが浮かび腰の動きも早くなる。
 ピコッ、ピコッ、ピコッ、ピコッ。
「あはん、気持ちいぃ………セックス気持ちいぃ」
「おッ、おッ、腰の動きが止まらない………こ、こんな気持ちいぃ、コトも知らずに死のうとしていたなんて……おッ、おッ」
 メス一号の処女膜は破れても数時間で再生するが、オス二号のチ●コは童貞にはもどらず──女性と性交経験を重ねるほどに、淫水焼けした黒々としたチ●コに変わる。

 ピコッピコッ鳴る絶頂タイマーと、腰を振るメス一号とオス二号を見て、軍医タコは首をかしげた。
(やっぱり、どこかで似たような光景を見た記憶が?)

 絶頂タイマーの点滅が止まった瞬間、メス一号とオス二号は至福の表情で絶頂した。
「あぁぁぁぁ………おっおっおっ………あぐあぁん」
 絶頂した二人に、すでに自ら命を絶つ気持ちは消えていた。


 裸族人類の物語は、これからも続いていく──人間にエロを楽しむ妄想力がある限り、これからもずっと………なぜなら、裸族人類は永遠に近い寿命を持っているのですから。

 着衣人類に、より良いエロ妄想を楽しむ日々の幸あらんことを。




【あたしタコとやっちゃいました】一応、この『第十四膜』で完結です(また、気が向いたら復活するかも知れませんけれど)お疲れさまでした。


〜完〜

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