【砂漠のオオカミ人間都市】@〔アンケート企画二位・オオカミ頭〕

『裸族人類が存在する退屈でない世界』の各地で愛の天使の矢【アモーレの矢】が次々と発見された。

 アモーレの力を悪用する者の出現によって世界の秩序が乱れ、歴史の歪みを正すために軍医タコは、タコ側裸族人類の『蘭花』と『銀牙』に。
「アモーレの矢の力を悪用する者たちを、エッチの力で封じなさい。場合によってはチ●コを叩き折り、マ●コを砕きなさい』その数、百万本」
 と、少しメチャクチャな指示を出して二人を送り出した。
 蘭花と銀牙が初めて、自分たちで考えて行動する『アモーレの矢の回収』がはじまった。


【砂漠のオオカミ人間都市】
 蘭花と銀牙は、天使の翼で砂漠の都市まで飛んできた。
 軍医タコから、最初に行くように言われていた都市の近くのオアシスに着陸した蘭花と銀牙は翼を体の中に収納する。
 蘭花が言った。
「裸族人類になって、初めてじゃない? 自分たちで考えて行動するのをタコ神さまから、任されるのって」
「そう……かもな」
 蘭花は、病死して火葬場で燃えずに金属の台の上に、裸族人類化して裸で横たわっていた。
 銀牙は、バイク事故で崖から転落死して裸族人類になった。
「オレたち、タコ神さまから命じられれば、いつでもどこでもセックスする裸族人類だもんな」
 蘭花の体は、尿道から女の白い精液がピュッピュッと出るように。
 銀牙の体は、乳首から父乳が出るように、軍医タコから作り変えられている。
 蘭花が言った。
「ねぇ、銀牙の乳首って普段でも父乳が出るの?」
「最近は出るようになった」
「確かめてみてもいい?」
「どうぞ、好きなように」
 蘭花が指先で銀牙の乳首をいじくっていると、白い父乳が染み出てきた。興奮する蘭花。
「すごい染み出ている、ねぇ……乳首ナメてもいい?
「どうぞ」
 蘭花が銀牙の乳首と乳輪をナメ回す……ペチャペチャ。

「はぁぁ……蘭花」
 蘭花が銀牙に訊ねる。
「ねぇ、BL穴ってまだあるの?
 裸族人類のオスには、膣の辺りに男同士でセックスする時に使用する、特別な穴がある。
「まだ、開いていると思うよ。最近は確かめていないけれど」
「指、穴に入れてみてもいい?」
「どうぞ」
 蘭花は銀牙の穴に指を突っ込む……クチュ。
 少し銀牙が喘ぐ。
「あふっ……」
「この穴に、男のチ●コが入るのね……あッ、なんか興奮してきた」
 蘭花は裸族人類特有の、普段は閉じられていて目立たない、お腹のポケットからウズラのタマゴくらいの大きさの裸族人類専用ローター〔着衣人類が使用すれば振動が強すぎて肉体が破壊される〕を取り出すとスイッチを入れて、振動する部分を自分のクリトリスに押し当て。
 銀牙の男穴を指でジュプジュプと、いじくりはじめる。
「あッ……あッ……あぁぁ」
「ぅあッ……あぅぅ」
 着衣人類が使用すれば、肉体が破損するほど強烈な超高速振動バイブで刺激された、蘭花のクリトリスが充血する。
「あぁ……イクッイクッ……クリがバイブでイッちゃうぅ! んッッ」
 蘭花は、ガクッガクッと痙攣しながら、尿道から女の精液をドプッドプッ放出しながら絶頂した。
 銀牙の方も、蘭花の絶頂から数十秒遅れて射精する。
 少し呼吸を落ち着かせて蘭花が言った。
「はふーっ、あたしたち相変わらず同時に絶頂しないね」
「そうだな、どうしてかな?」
 軍医タコは、蘭花と銀牙に同時絶頂をさせて。その時の愛に満ちた状態で受胎させようとしていた。
「もしかして、あたしたち本当は自分たちが思っているほど、体の相性が良くないんじゃないかな……タコ神さまからつがい≠ノなるように言われたけれど」
「う〜ん、それは考えたコトが無かったな」
 タコ側裸族人類は、相方が望まなければ妊娠しない。
 さらにメス〔蘭花〕が動物と交われば、その動物の子供を出産して。
 オス〔銀牙〕が動物のメスと交われば、交わった動物のメスからは半人半獣の人魚とかケンタウルスが生まれてくる。

 蘭花が、懐かしむような口調で言った。
「そう言えば、あたしたち『巨人の国』で串刺しにされたり、丸太のようなチ●コ突っ込まれたり……着衣人類では不可能なとんでもない体験したね……裸族人類の体って、本当に丈夫」
 巨人の国で、蘭花と銀牙は竹串で肛門から口まで、ネギマ焼き鳥のように刺し繋げられたり。
 眠らされた蘭花は、巨人の変態貴族の玩具にされて、丸太チ●コア●ルから口まで突き通され、亀頭が口から飛び出した状態で、手足が生えたオナホールにされた。

【あたし……タコとヤッちゃいました】NewStage〜全裸のともだち〜第六界『妊神前期』(にんしんぜんき)巨人国&小人国を参照

「なんだかんだで、気持ち良かった……で、あたしたち。この砂漠の国になんのために来たんだったっけ?」
「タコ神二号さまの話しだと、古代のアモーレの矢が発見されて……その影響で他のアモーレの矢が世界の歪みを引き起こしているらしい」
「世界の歪みって? どんな風に?」
「詳しくはわからないけれど……異常恋愛が起きているみたいだ、矢の力を悪用しているヤツがいたらチ●コは叩き折って、マ●コは砕く」
「とりあえず『オオカミ人間』のいる都市に行ってみようか」

 蘭花と銀牙は、オオカミ人間の都市にやって来た。
 頭がオオカミで房尾を生やしたオオカミ人間たちは、男も女も普段は理知的に衣服を着て生活しているのに、なぜか全裸で都市をうろついていた。
 ケモノのように、背中を丸めて歩くオオカミ人間たちを見て、蘭花は驚く。
「これはいったい? タコ神二号さまの話しだと、砂漠のオオカミ人間は知性に溢れて着衣を着ていて、寛大で礼儀正しいはずなのに?」
 蘭花は近くにいた、オオカミ人間の男性に声をかける。
「あのぅ……すみません」
 蘭花から声をかけられたオオカミ人間の男性は、唸り声を発して蘭花に強姦目的で襲いかかってきた。
「グルルルルッ」
「きゃあっ!」
 裸族人類の蘭花なら、襲ってきたオオカミ人間も簡単にビル街の彼方に突き飛ばすコトもできるのだが、オオカミ人間の目的が性行為だと直感した蘭花は、そのままされるがままにオオカミ人間のチ●コを体に受け入れる。
 野性覚醒したケダモノのように、蘭花にチ●コを押し込んで腰を振るオオカミのオス。

 蘭花が演技で喘ぐ。
「あッ……あぁ、あふあふッ……気持ちいぃ、イキそう」
 銀牙の方を見ると、銀牙もオオカミ人間のメスに騎乗されて犯されていた。
 銀牙も演技をしている。
「うッ……うッ……気持ちいい……出そうだ」
 オオカミ人間にチ●コを挿れられながら、蘭花が騎乗位をされている銀牙と会話する。
「ねぇ、あたしたちこれから何をどうすればいいの?」
「う〜ん、どうしょうか」
 オオカミ人間たちは「ハァハァ」言いながら裸族人類とセックスする。
 銀牙は、騎乗して腰を上下させている
オオカミ人間の女体の胸の奥……する心臓の辺りにハート型をした光りがピンク色に点滅しているコトに気づく。
 まるで、体の中に埋め込まれた心臓のようにハート型の光りは規則正しく点滅していた。
 その光りは蘭花を犯しているオスの胸にもあった。
「もしかして、ハート型の光りはアモーレの矢から分離した小型版? メインの矢が刺さったオオカミ人間がどこかにいて、その影響で……オオカミ人間たちが変なコトに……おごッ」
 犯されている蘭花の口に別のオオカミ人間がチ●コを突っ込んできて、無理矢理しゃぶらされる。
 蘭花の空いている両の手にも、左右からチ●コを握らされて、しごきを強要される。

 銀牙の方も、顔面騎乗されてマ●コをなめさせられ、両手でオオカミ人間の女性性器の触りを強要される。
 口をチ●コで塞がれた蘭花が、恥骨を振動させて銀牙と会話する。
「うぐッ……うぐッ……《本体のアモーレの矢が刺さった、オオカミ人間を見つけて矢を叩き折るしかないわね》」
「ペチャペチャ……《そうだな、このままオオカミ人間たちとのエッチを続けて探し出すとするか》……レロレロ」
 無限の体力を持つ裸族人類の蘭花と銀牙は、オオカミ人間たちとの性行為を続けて……ついに、メインのアモーレの矢が背中に刺さった。オオカミ人間のオスとメスに遭遇した。

 矢が刺さったオオカミ人間のオスは、体躯も他のオオカミ人間よりも大柄でたくましい筋肉質でペニスも並外れて、でかかった。
 オオカミ人間のメスは、乳がでかく肉欲的な体をしている。
 二人の背中に刺さっている矢はピンク色の光りを放っていた。
《あの背中の矢が、他のオオカミ人間たちをケダモノに変えている……太くて大きい、オオカミの男性性器》
《ここは、オレたちの体を使って矢を引き抜こう……締まりが良さそうなオオカミの女性性器だな》
 仰向けに横たわった裸族人類の蘭花は股を開き、銀牙はチ●コをおっ起てる。
 オスとメスのオオカミ人間は、すぐに裸族人類と性行為をはじめた。
 ズボッ……ジュプッジュプ……ヌジュヌジュ……アッアッアッ。

 蘭花が裸族人類の膣穴を加減して軽く締めつけ。銀牙がペニスを筒の中で、ビクッと動かしただけで。
オオカミ人間のオスとメスは犬のように。
「クウゥゥゥゥゥン」と鳴いて果て。
 背中に刺さっていたアモーレの矢はスッポーンと飛び出るように抜けて、空中でピンク色の光の粒子に変わって拡散消滅した。
 矢が抜けた瞬間に、オオカミ人間の房尾が消えて、顔がオオカミから人間の顔に変わる。
 人間の顔になった、元オオカミ人間のオスが、蘭花に挿入したまま自分の顔を撫で回して言った。
「オレ、今まで何をしていたんだ? 顔が人間の顔になっている!?」
 銀牙に騎乗している、元オオカミ人間のメスもマ●コチ●コを挿入したまま自分の顔を触る。
「あたし……人間になっている?」
 他のオオカミ人間たちの顔も、オオカミから人間の顔に変わっていて尻尾も消えていた。
 前屈みになった男たちは、股間を手で隠し。女たちは胸と股間を手で恥ずかしそうに隠し立つ。
「うおっ!? 人間の顔に?」
「きゃあっ、なんで裸?」
「恥ずかしいよぅ」
 羞恥に騒いでいる元オオカミ人間たちを見て、蘭花が一言。
「人間になっちゃった……これで、一件落着? なのかな?」
 蘭花と銀牙は、【砂漠のオオカミ人間都市】から次の目的地に向かった。

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