石、集まったよ♪ @

【龍宮島】に乙姫と一緒にもどった我美は、台車に縛りつけたスグリの性器に【天帝石】を近づけた。
 性器の庭から伸びた粘質体液が、天帝石を引き寄せ付着させる。
「ふぐぅ、ふぐぅうぅ、あふぅぅ」
 口をイラマチオ性具で塞がれたスグリは、恍惚とした表情でイッた。
 我美が宝石類のイミテーションを、宝石箱の中からつまみ上げる。
「そのイミテーションをどうするつもり?」
「神石だけ貼りつけると、見た目のバランスが悪いッスから。代用の石をボンドでくっけるッス」
 我美は、スグリの額・乳首・ヘソ穴・性器……ついでに内腿にもボンドをつけて、宝石のイミテーションを女体デコレーションしていく。
「乳首は曲面だから、石がくっつきにくいッスね……こら、動くな! あっ、ヘソ穴に押し込んだ石が汗で滑り落ちたッス。やり直しッス」
 我美によって、変態デコレーションされてしまったスグリの姿を写真に収めた我美は、お腹の袋から神石のトリセツ〔取り扱い説明書〕を取り出して広げる。
 質問する乙姫。
「それ、どうしたの?」
「いつの間にか、お腹の袋に入っていたッス」
 裸族人類はカンガルーのように、お腹に袋がある。
「ふむふむ、なるほど……神石も、幼女の砂野スグリにくっついた時とちがって。成人した砂野スグリの体だと、使用可能な力と使えない力が出てくるッスね」

【ロリ石】肉体の一部をロリ体化させて、他の神石が付着させやすくする。

【ロキ石】嘘を信じ込ませる。

【タコ神石】タコ側裸族人類の蘭花か銀牙の、どちらかを呼び出して、一つだけ命令できる。

【天帝石】牛郎星(彦星)を呼び出せる。

 乙姫が言った。
「それじゃあ、さっそく【ロキ石】で魔我マッガーと裸千匹皮を喧嘩させて共倒れに……」
「待つッス、順番があるっス……ここはまず、乙姫さまの股間に張ったクモの巣を突き破るチ●コっス」
「どうして、男が先なの?」
「よ──く、考えるッス。魔我マッガーか裸千匹皮のどちらかがエロ勝ちして、彼氏でも連れてきて乙姫さまにカップルセックス勝負を挑んできたらどうするッスか……男のいない乙姫さまは、即負けっス」
「う、それは辛い」
「だから、男をつくるッス」
「じゃあ、【タコ神石】で銀牙を呼び出して、銀牙のチ●コで……」
「いくらタフな裸女でも、裸族人類を恋人にすると体がもたないッスよ……裸族人類からマジモードの高速抽送されたら子宮が破裂するッス」
「それじゃあ、どうすればいいのよ」
「ここは【天帝石】ッスね……牛郎星を呼び出すッス」

 スグリの※性器前庭に張りついた【天帝石】が輝きを放ち牛郎星が飛んできた。
 牛郎星は我美たちの前で彦星変わる。
 彦星はいきなり、乙姫に抱きつく。
「織姫〜っ、会いたかった」
 抱きつかれた乙姫は。
「ぎゃあぁぁ!」と叫んで彦星を突き飛ばす。
 石壁に激突した彦星は、怯むコトなく乙姫に抱きつこうとする。
 乙姫は、抱きついてくる彦星を何度もぶっ叩き遠ざけた。彦星に向かって怒鳴る乙姫。
「気安く抱きつくな! なんだ、おまえは? おまえを見ていると体が自然と嫌悪感を覚える」
「そりゃないよ、織姫……オレたち天ノ川で恋人同士だったじゃないか」
 我美が彦星に質問する。
「本当に天ノ川で恋人同士だったんスか?」
「そりゃあもう、グチョグチョヌレヌレの恋人同士で」
 乙姫がゾッとしたような顔で、自分の体を抱き締めるように押さえた。
 彦星が衣服を脱いで下半身を露出させて言った。
「それじゃあ、早速再会を祝してズッコンバッコンと恋人同士で熱いセックスを」
 キスをしようと迫る彦星の顔を手で押し退ける乙姫。
「ひっ、近づくな! なぜか、おまえの『恋人だった』の言葉には心と体が激しい拒絶感を覚えるんだ!」

 少し訝る目で彦星を見ながら我美が言った。
「本当に恋人だったんスか? 少し試させてもらってもいいッスか……乙姫さまも協力してもらいたいッス」
「試す? 協力?」
「裸になった二人が抱き合って、愛撫をするッス……できればキスも」
「こんなヤツと、キスしろって言うの? こらっ、脱ぐな」
 彦星は全裸になった。
 我美が言った。
「愛撫とキスをすれば、織姫の体が恋人だった時のコトを覚えていて思い出すかも知れないッス……てっとり早く」
「うぅ……気は進まないけれど、我美がそう言うなら」
 裸で立ったまま向かいかって体を密着させた乙姫と彦星は、前戯を開始した。
 彦星の手が乙姫の尻を撫で回し、乙姫のヒップの隙間からマ●コのハミヒダ〔小陰唇〕が覗く。
「んん……んぁ」嫌そうに顔を歪めながら喘ぐ乙姫。
 乙姫のヒップから背中にかけて、撫で回しきた彦星は顔を横にして乙姫の唇を奪い口を吸った。
 彦星の舌が乙姫の口に侵入しようとした時、嫌悪に満ちた表情で耐えていた乙姫は口を閉じて、彦星を突き飛ばす。
「やっぱりダメ、本当に織姫の恋人なの? この体、ものすごく嫌がっているんだけれども」
 我美が言った。
「しょうがないですね……彦星が乙姫さまの恋人かどうかは保留にしておいて、【タコ神石】で裸族人類のオスを呼び出しましょう」
【タコ神石】が光り、白い天使の翼を生やした銀牙が飛んでやって来た。
「お呼びでございますか」
 我美の前に片膝をついて頭を下げて、銀牙が言った。

※『性器前庭に張りついた』状況や体形によって神石はサイズが変わると、思ってください。排泄時やお風呂の時は都合良く、透過して日常生活に支障をきたしません。


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