日本国の人はみんなエッチなの？ ②
軍医タコたちが桟橋に行くと、そこにはネッシー型の遊覧船が浮かんでいて。
桟橋にエロリアンの『ネス子』がパイプ椅子に座り、張り形をマ●コに突き挿してヌチュヌチュと暇潰しオナニーをして遊んでいた。
「いらっしゃい、ヒトヶ島に渡りたい観光客の人ですか？ あたしが遊覧船の船長です……あたしはエロリアンの王を決める戦いは辞退しました」
「はい、観光の前に少しお聞きしたいのですが【ヒト】の長と強制性交目的の密猟者について」
張り形を動かしていた、ネス子の手の動きが止まる。
「どうやら、ただの観光客じゃないみたいだね……いいよ教えてあげる、密猟者については観光客に毎回伝えているから……①島で強制性交をしている密猟者に遭遇しても、決して興味本位で三メートル以内には近づかないコト……近づいた方も、強制性交される。それと、②密猟者を見ても見てみないフリをすること、連中は目が合ったら『強制性交』了承者と見なして襲ってくるから……③密猟者を観光客が中途半端な正義感で制裁しようとか、成敗しようとかは考えないコト……【ヒト】の長からも何か考えがあるらしく、観光客と密猟者の接触は極力避けるように言われているしね」
「その【ヒト】の長ですが、どんな考えがあって観光客と密猟者の接触を避けるように？」
「さあてね、詳しくは教えてもらえなかったけれど、 密猟者を撃退するアイテムがまだ整っていないって言っていたな……あっ、そうそうオレンジ色をしたタコ型宇宙人とも、過去に会って協力したって言っていた……ヒトの長は裸女らしいよ」
「以前会った裸女？ はて？ どなたでしょうか？」
軍医タコ一行は、ネッシー型の遊覧船でヒトヶ島に渡った。
岩場の港桟橋から島に上陸した、軍医タコ一行は目前にそびえる岩山を見上げる。岩山にはポツポツと穴が開いていた、山全体が【ヒト】の巣だった。
「すごいですね、さて【ヒト】の長はどこに？」
その時、空を飛んで軽く島の様子を見てきた蘭花が言った。
「タコ神二号さま、向こうの岩陰で密猟者が捕まえた【ヒト】と強制性交しようとしている男たちがいます」
「本当ですか！？ 密猟者との不本意な接触は禁じられていますが……う～ん、三メートル以上離れた場所から、さりげなく覗き見する程度なら。【ヒト】の長の考えが多少わかるかも知れませから」
軍医タコ一行が注意しながら、密猟者たちから離れた位置の岩陰に潜んで覗き見していると、一匹の【ヒト】を投げ網で捕まえた数人の男たちが、ヒトの背中から飛行翼を引き剥がしているところだった。
まるで二枚貝の殻から貝の身を剥がすように、男たちはヒトの女体を剥がしていく。
殻から貝の身を剥がす道具を持った男が、ヒトの背中と飛行翼の隙間に道具の先端を差し込みながら言った。
「いいか、ここら辺にある貝柱みたいな部分をこうやって剥がすとな……ほら、女体と翼が分離した」
背中の翼を剥ぎ取られた【ヒト】は
「ヒギィィィ！！」と、悲鳴をあげながら、男たちから強制性交される。
外されて磯に捨てられた、ピンク色をしたヒト翼は蠢きながら丸まっていく。
数分後……輪姦されて、うつ伏せに転がるヒト身の姿があった。
破華姉ぇが股間の結晶を、剣のように研磨したのを見て軍医タコが首を横に振って制する。
【ヒト】を強制性交した密猟者たちの会話が、風に乗って聞こえてきた。
「やっぱり【ヒト】のマ●コは最高だな」
「あぁ、グイグイ締め付けてきやがる」
「【ヒト】は人間じゃないから、何をしてもいいのが最高だな……あはははっ」
軍医タコは無言で『どこでもホール』に触手腕を突っ込むと、回し車の中で死にそうな隊長タコとは別の隊長タコを引っ張り出して密猟者の方に放り投げた。
ベチャっと、密猟者たちの近くに落ちた隊長タコが顔を上げて言った。
「なんだ？ ここはどこだ？ おまえたちやんのか！！」
密猟者たちを睨み返す隊長タコ……数分後、集まった触手の中央にある穴に密猟者の男たちからチ●コ突っ込まれ。白眼を剥いて気絶している隊長タコの姿があった。
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