七つの婬罪VS八人の淫忍H

 アヌルスは、カメ女の直腸内に射精して果てた……射精した時、アヌルスはカメ女の深部にぺニスを突き刺し。
 カメ女の体内からゴギュッという奇妙な音が聞こえ、カメ女の両目が白眼に裏返ってからカメ女は意識を失った。
 性交状態のまま立った姿勢で意識を失う、カメ女とアヌルス。

 第五の婬罪『肛虐接吻の罪』【アヌルス】……敗北
 カメ女の勝利かと思われた瞬間──アヌルスのぺニスがヌルッと、カメ女のア●ルから抜けて。
 白目を剥いたアヌルスは仰向けに倒れる。カメ女〔忍者カメ〕はいきなり、人相を隠していた目元の布を取り去ると。



「キュキュキュキュ……カッパ! カッパ!」と、叫んで。
 カッパが生息している沼に向かって走り出した。
 横臥して、その様子を眺めていた朧女は。
「意味不明?」と、呟いた。
 カメ女……敗北。

 朧女が館にもどると、座敷で数人の裸のハッチャケさんたちが子供のように無邪気な背中を丸めた姿勢で、スケッチブックにクレヨンで卑猥なお絵描きをしていた。



濡れたマ●コマ●コ……おっきなチ●コチ●コ
 ハッチャケさんから離れた柱の陰では忍犬のチャウ丸が、怯えて震えている。
 異様なハッチャケさんの様子に、朧女は近くにいた天善に訊ねる。
「ど、どうしたの? これ?」
「『もう一人くらい七つの婬罪を倒してくる』と、行って館を出ていって帰ってきたらこうなっていた」
 腕組みをしてハッチャケさんの様子を観察している、軍医タコが言った。
「おそらく、七つの婬罪の仕業でしょうけれど……う〜ん、この幼児化はいったい?」
 朧女はアヌルスとカメ女が肛虐戦を行い、アヌルスが倒されカメ女の変貌を軍医タコに伝えた。
 軍医タコが、カメ女の変貌について答える。
「おそらく彼女〔カメ女〕は、アヌルスの最後の抵抗で尻子玉を圧迫刺激されて……前前前世がカッパだった時の記憶が甦ってしまったのかも知れません……やっぱり、カメ女はカッパでしたか」

 天善が八人の淫忍名が記された巻物を広げて、確認のために敗北した淫忍名に×印を書く。

×カメ女〔忍者カメ〕
×変態忍者・ハラミ
×仮面の忍者・ハッチャケさん
×八忍剣士・犬尾平次
×新人類・タコスケ
 合計五人

 天善は少し考えてから巻物に『七つの婬罪』名を書き込み、敗北した婬罪に×印をする。

×第一の婬罪『無限自慰の罪』【オナン】

×第二の婬罪『近親出産の罪』【インセスト】

×第三の婬罪『クンニ聖日の罪』【クンニス】

×第四の婬罪『自虐結婚の罪』【マゾッポ】

×第五の婬罪『肛虐接吻の罪』【アヌルス】

 合計五人

 ×印を記した、巻物を眺めながら天善が呟く。
「残る婬罪は、あと二人」
 次に天善は、指を曲げて残る淫忍の人数を数え確認する。
「六、七、八……」
 指を四本曲げて、慌てて三本にもどした天善はガッポーズをする。
 土門カシスとレオン丸も巻物を覗き込む……軍医タコは巻物を眺めながら、少し複雑そうな表情した。

 その時──館の庭に赤いタオルマフラーを首から提げた隊長タコが、茂みの中からヌチョヌチョと現れた。

「元気ですかぁ! 銭さえあればなんでもできる! いち,にぃ、さん、タコ──ッ!!」
「おやっ、隊長……久しぶりです。今までどこに?」
「この館で変な女から『新しい淫法の開発に協力してくれ』と、頼まれてな……人間と人外でセックスした後、疲れたので古井戸の水底に潜んで休憩していた。さっき、井戸の石壁を這い登ってきた……何か食べるものは」
 その時、隊長タコの頭を文を結んだ矢がブシュッと貫き。
 そのまま、隊長タコを屋敷の柱に貼りつける。
「ぐばぁぁぁ」
 頭を貫かれ、柱に磔になった隊長タコが触手を動かすたびに、体液が飛び散り廊下と畳を汚す。

 軍医タコは、矢から結ばれていた文を外し、目を通す。
「隊長、あまり館の床や畳を汚さないでくださいよ……ふむふむッ、なるほど。レオン丸さん……七つの婬罪が、あなたを指定して直々に挑戦してきました……第六の婬罪『フェラ交際の罪』【フェラリス】が



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