七つの婬罪VS八人の淫忍F
そして、マゾッポはハラミと並び立つ、犬尾平次をチラッと見て言った。
「どこかで、お会いしましたわね……あなたには、勝負のお手伝いをお願いしたいですわ……わたくしを、もっともっといじめてウサウサ」
平次がハラミの両手を後ろ手に縛ると、ハラミは木馬に乗った。
股間を割るように喰い込む三角木馬、ハラミが痛みに顔をしかめる。
「うおぉ! こ、これはなかなかハードな責めでござるな……おおぉ」
平次がハラミの乗った木馬を押して揺する。呻くハラミ。
「おうぅ、こ、これは忍びの拷問でござる……ま、まい」
「あはぁん……この程度の責めで『参った』されたら拍子抜けですわ……変態忍者さんには、もっと自虐を感じてもらいましょう……ウサウサ『自虐快感共有」
マゾッポの体からピンク色をした、光りの霧のようなモノがハラミの体に流れ込む。
ハラミは恍惚とした表情に変わり、激しく腰を動かして木馬を揺すりはじめた。
「おぉぉ……なにか気持ち良くなってきたでござる……責められるたびに、気持ち良くなってくるでござる……ニンシン」
「それが自虐の快感……さあ、もっと気持ち良くなって。罵りますわよ……このぅ、マゾの変態忍者!!」
ハラミの木馬に喰い込んだ割れ目から、ジュクッといやらしい汁が染み出てくる。
「はおぉぉぉ……気持ちいぃでござるぅぅ」
このままでは、ハラミ不利と見た平次が、マゾッポの両足の重りを増やし。
十手の先で乳房を「ご用だ! ご用だ! この魔乳は罪作りだ!」と、押して責める。
責められたマゾッポが、大きく仰け反り喘いだ。
「ふぁぁぁぁぁ……感じてしまいますわ」
ここでハラミは、力を振り絞ってマゾッポに淫法を仕掛ける。
「孕め、孕め、孕め……この変態妊婦新婦」
マゾッポの下腹部が想像妊娠で、ボコッと膨らむ。
下腹部が破れるウェディングドレス。
マゾッポは興奮した。
「ぬおぉぉッ!? ウェディングドレスの妊婦が三角木馬で揺れて!? ぬおぉぉぉぉ!?」
マゾッポは揺れる木馬の上で、前のめりになる格好で絶頂して意識を失った。
それを見たハラミも、ビクッビクッと絶頂痙攣をしながら、前のめりに倒れ気絶した。
犬尾平次が言った。
「相討ち!?」
ギシッギシッと揺れている三角木馬を眺めていた平次は、背後に人の気配を感じて振り返る。
そこに居た人物に親しげに話しかける平次。
「あんた、確かレオン丸の……無事だったのか」
数秒後……教会の屋根を突き破り、上昇した物体がふたたび教会の屋根に向かって落下してきた、
「マ●コバスター!!!」
教会の聖堂で技名の叫び声と、激突音が響く。
激突した土埃が晴れると、聖堂の中には三角木馬の上で意識を失っているハラミとマゾッポ……少し離れた場所で仰向けに倒れ、白目を剥いている犬尾平次の姿があった。
第四の婬罪『自虐結婚の罪』【マゾッポ】と変態忍者【ハラミ】……相討ち。
犬尾平次……謎の人物に襲われ……敗北
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