七つの婬罪VS八人の淫忍E第四の婬罪『自虐結婚の罪』【マゾッポ】

 ハッチャケさんが早朝ジョギングでクンニスと遭遇していた頃……天善の館で朝食を食べている者たちのところに、郵便受けから朝刊と何やら丸めた手紙らしいモノを、チョンマゲふんどし姿の犬尾平次が持ってきた。

「門の外塀にタコスケと七つの婬罪の一人が倒れていて、郵便受けに新聞と一緒に、この手紙が入っていた」
 丸めた和紙を受け取った銀色宇宙人頭でアーモンド型の黒目をした天善が、手紙を広げて読む。

『朝食終了後……里の教会にて淫忍二名を待つ【マゾッポ】……なお、教会にはロッキングチェアタイプの三角木馬の用意あり』

 朝食を食べながら軍医タコが天善に言った。
「淫忍二名を希望とはそれなりの、倒す〔イカせる〕自信があるのか……それとも、なんらかの作戦なのか?」
「どちらにしても、応じないワケにはいかないだろう……さて、誰に行ってもらうかな」
 犬尾平次が十手を取り出して言った。
「あっしが行きやす……あの、ウサギ耳女には八忍剣士としての意地がありやす……イキ地獄に堕としてやりやす」
「よし、一人目は犬尾平次に決めた……二人目はと」
 食事が終わった、変態忍者ハラミが立ち上がる。
「拙者が行くでござるよ、聞くところによれば第四の婬罪は変態とのコト。変態には変態をぶつけるでござる……ニンシン」



 そう言って意気込みを示したハラミの膣穴から、勢い良く忍びの淫汁が吹き出した。

 マゾッポが指定した教会へ、ハラミと平次が到着すると。
 教会の中に二台のロッキングチェア型の三角木馬が、向き合う位置で置かれていて。
 一台の木馬の上には、すでに裸体が透けて見えるほど薄い、白いウェディングドレスを着た。
 第四の婬罪『自虐結婚の罪』【マゾッポ】が、後ろ手に縛られ足首に重量を調整できる枷〔かせ〕をハメて座っている。

 金属リングと赤く細い革ベルトを組み合わせた赤い緊縛具は、下着の布部分にあたる箇所が抜けていて、乳房や秘部が丸見えになっていた。
 木馬の鋭角を性器に喰い込ませているマゾッポが、恍惚とした表情で言った。
「あぁん……気持ちいぃ……ようこそ、自虐の教会へ……第四の婬罪『自虐結婚の罪』マゾッポがお相手いたしますわ……あはぁん」
 ギシッギシッと木馬を揺らしはじめたマゾッポにハラミが質問する。
「拙者は何をすればいいでござるか……ニンシン」
「あはぁぁん……向かい合って木馬に乗って、揺すりながら互いを罵ってください……先にイッた方が負けですわ……はぁはぁ、いじめていじめて」

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あきゅろす。
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