【ケモナー隊長隊長】対【エロ隊長】Cリング場外戦第八膜終了+座談会後半

 魔我とベロ莉がリングの上でセックスをしていた頃……リング場外ではヨシタコ〔隊長タコ〕が、ケモナー隊長の牙と爪でズタズタにされていた。
「ふぎゃあぁぁ!! 牙の鋭いヤツが勝つにゃあぁ!! しゃあぁぁ!」
 完全に細切れ状態になったヨシタコの体液と肉片がリングサイドに散らばる。
 ケモナー隊長を応援していた各宇宙の隊長タコたちから歓声が上がる。

 リング場外戦、勝者【ケモナー隊長】で『エロの大会』は幕を閉じた。

 リングサイドの長テーブル席でゴング係をしながら試合観戦していた、座談会メンバーの奈々はテーブルに飛んできた隊長タコの生臭い体液を顔をしかめながらウェットティシュで拭き取った。
奈「うわっ、拭いても生臭さが消えない……お久しぶりです【座談会】司会進行役の奈々です」
黒「黒子です」
作「作者である」
ゾ「ホネホネホネ(ゾンビ隊長です)」
奈・黒・作「………………」
奈「なんか変なのが混じっていますが、気にしないで進めましょう」
黒「リング上ではタコ仙人の三位までの受賞式と、閉会式が行われています」
奈「さっさと進めます……『魔我マッガー』には元ネタがあると聞きましたが?」
作「うむっ、元ネタは特撮番組の【ウルトラマン・オーブ】だ。小説読んで興味覚えた人は検索とか映像観てみると良いぞ」
黒「その、ウルトラマンなんとかの見所はなんですか?」
作「ずばり『柳沢慎吾』だ」
奈・黒「はぇ?」
作「だから、柳沢慎吾なんだよ警察ネタのコメディアンの」
奈「こほん、柳沢慎吾は、とりあえず置いておいて(面倒だから)……他の見所ありますか」
作「そうだなぁ『マガ・ジャッパ』だな」
奈「まがじゃっぱ?」
作「水の魔王獣だ、とりたてて暴れるワケでもないが……湖を温泉に見立てて、温泉巡りをするという」
黒「それだけなら、別に害の無いのでは」
作「ところがどっこい、浸かった水に悪臭が移るんだよ……透明度は変わらないまま悪臭を放つ臭い水になって銭湯を臨時休業に追い込んだ怪獣だ……ウルトラマンが怪獣の悪臭に顔を背けて、後ずさりするシーンは一見だぞ……世にも珍しい悪臭を武器にする怪獣だ」
奈「一ミリも読者が興味を抱きそうもない話題を、長々とありがとうございます」
ゾ「ホネホネ」
 この時、リング上で閉会式を終えたタコ仙人が、奈々たちの方を見て怒鳴る。
タ「さっきから、ずっとペチャクチャうるさいぞ! ゴング係のアルバイターはバイト代をもらってさっさと帰らんか!!」
奈「ひぇぇ!! 撤退!!」

【第八膜座談会】終了



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