【植物隊長】対【チョンマゲ隊長】壱

【セカンド会場】地グループ
【植物隊長】対【チョンマゲ隊長】

 チョンマゲ隊長が植物隊長に向かって言った。
「拙者の相手はお主でござるか……いかなるエロ戦士を出してきても、拙者の『女剣士』は負けないでござるよ」
 チョンマゲ隊長の近くには、抜いた日本刀を構えた全裸の女剣士が立っていた──ポニーテール風の髪型が似合っている。
 対する植物隊長のエロ戦士は『ラフレシアの男妖精』だった。



 ラフレシアの花から裸体を出した、花の男妖精が何やらブツブツと語りはじめる。
「オレはね……本当は愛らしい花の妖精に転生したかった……でも転生したのは腐肉の臭いを発してハエを呼び寄せるラフレシアだった、ラフレシア以外の植物能力も持っていたから植物隊長から誘われてエロの大会に出場した……なにか股間の辺りから変な臭い出ている? ねっとりとした栗の花の臭いみたいなのが?」
 裸の女剣士が男妖精を睨みながら言った。
「ゴチャゴチャとうるさい……わたしの刀は衣服のみを切り裂き、刀身に触れた者の快感を増幅させる淫刀……トドメはわたしの騎乗マ●コで絶頂させる、おまえに勝ち目はない」
 女剣士の陰部に一匹のハエが一度止まってから飛んでいった。
 女剣士の言葉を聞いた植物隊長が葉っぱを揺らして笑う。
「葉葉葉葉葉っ」
 この時、女剣士は男妖精の体から綿毛のようなモノが飛んで陰部がムズ痒くなるのを感じた。
 ジャンケンが行われ勝ったのは……ラフレシアの男妖精だった。
「ジャンケンの勝ちはオレか……オレには、雌しべも雄しべもある」
 試合開始のゴングが鳴ると女剣士は、日本刀を頭上にかざして男妖精に斬りかかる。
「衣服を切り刻んで裸に……(しまったコイツ最初から裸体だ!)うッ!?」
 持っていた刀をリングに落とした女剣士は、前屈みの姿勢で股間を押さえた。
「なんだ、急にマ●コが熱くなって……はぁはぁはぁアソコが疼く」
 女剣士がリング上でオナニーをはじめたのを見て、男妖精は静かな口調で言った。
「試合の勝負は、すでにゴングが鳴った直後に決まっていた……おまえの陰部にハエが花粉を運んで受粉させていた、どうだオレの花粉は、我慢できないくらい気持ちいぃだろう」
 女剣士は、ついにリング上に仰向けになると股間に差し込んだ両手をクチュクチュと動かしはじめた。
「うぐぁぁぁ……はぁはぁはぁ……はぅぁはぅぁ」
 背中を浮かせて汗だくでオナニーをしている女剣士のクリトリスを包み込むように根を広げた蔓〔つる〕植物の蔓が女剣士の股間から成長して伸びて、触手のように女剣士の膣とア●ル侵入してきた。
「かはぁ……や、やめ……かはぁ」
 ヒゲのように細い蔓にコチョコチョと尿道口までいじくられ、女剣士は今まで感じたことが無かった羞恥と快感に喘ぐ。
 ラフレシアの男妖精が言った。
「おまえのクリトリスに綿毛種子を試合開始と同時に着床させた……淫水を吸収して成長して、極上の快感を与える淫化蔓植物だ……成長したら乳房や口も刺激する」
 男妖精の言葉通り、さらに成長して伸びた蔓は女剣士の乳房に絡みつき、乳首をサワサワと嬲り。
 別の蔓が女剣士のこじ開けた口に侵入を開始する。
「うぐっ……うぷっ」
 吐き出したくても吐き出せず、喉から食道を通過して胃袋まで到達した蔓は胃の中で開花して誘淫物質を放出する。
 体の中からも犯される女剣士……細いヒゲ蔓が耳の中に入ってきてサワサワ動くたびに、脳内が刺激されて淫語が頭の中に浮かぶ。
マ●コ……チ●コ……オナニー……ア●ルセックス……わたしは淫乱な女あぁぁ

 口から侵入してきた蔓と肛門から侵入してきた蔓が胃の中で癒着した瞬間……女剣士は強烈な誘淫物質に耐えきれず、白目を剥いてビクッビクッと肢体を痙攣させると、両手で股間を押さえながら大量の愛液を出して絶頂した。
「ふぐぉぉぉぉぉぉぉッ……おごごごごッ」

【チョンマゲ隊長】〔裸の女剣士〕×
【植物隊長】〔ラフレシアの男妖精〕○

勝者【植物隊長】

 大型モニターの【セカンド会場】の試合を見ていた軍医タコが言った。
「次の試合は【サード会場】で海グループ……【ゾンビ隊長】対【メス隊長】の試合ですね、次の試合も見ごたえがあります」

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