【エロの大会】開催@〔+座談会〕

あたタコ【第八膜座談会】
 某所……特撮の撮影で遺跡に見立てて使用しているような、巨大な地下採石場にて。

奈「こ、こんにちは、司会進行役の響子です」
黒「えーと、えーと、作者代理の犬コロです」
作「作者のキン●マであ〜る」

黒「…………あぁ、読者が潮干狩りできるほど引いていく」
奈「だからやめようって言ったんですよ……読者に名称変更で自己紹介を遊んでもらおうなんて。変なコト考えないで、自己紹介くらい普通にやりましょうよ」
作「ぶぁかもん!普通に自己紹介したら、なんもおもろくないだろうが……読者様に楽しんでいただいて、なんぼの人生じゃ」
奈「はぁ……うちらの人生って、いったい?気を取り直して、座談会を……ち、ちょっと待たんかい!作者!?まだ、作品開始前+ここ、本編のスペースじゃないかい!」
作「どうだ、斬新な座談会だろう……作品がはじまる前に、読者に伝えて謝っておきたいコトがあってな」
黒「なんですか?」
作「次回作の【エロタコの淫界】は、ドラゴンボールの多元宇宙代表者たちが存続をかけてバトルする『力の大会』を元ネタにしているのだが……ぶっちゃけ、それほど通して観ていない。多元宇宙の代表戦という設定を借りただけだ……細かい部分は適当だ」
奈「それだけですか?」
作「それだけだ……あと、ネットで普通投稿小説の方もやらなきゃいけないから。タコの方は遅筆になる……以上」
黒「わざわざ、そんなコト伝えるために座談会のスペース確保しなくても……」

 雲に乗ったオレンジ色のタコ型宇宙人が、遺跡のような場所を移動していた。
 白いヒゲの仙人のようなタコ型宇宙人が、雲の上でブツブツ呟く声が聞こえていた。
「まったく、軍医一族のタコに好き放題の扱いされて……隊長一族の代表として情けないのぅ……これは、ヨシタコには活を入れんといかんのぅ……多元宇宙に居る隊長一族の隊長タコたちを集めて『エロの大会』開催せねば……ブツブツ」
 杖を持って雲に乗った仙人のようなタコ型宇宙人は、スゥーと遺跡の中を移動していく、その時チラッと黒子の姿が画面の片隅に??

黒「うわぁぁ!いつの間にか、はじまっていた【第八膜エロタコの淫界】に、映り込んじゃったよ!?」
奈「撤収!!」
〔座談会の面々、慌てて椅子やテーブルを持って逃げていく〕第八膜座談会……中断、後半へ続く。

『裸族人類が存在する退屈でない世界』月の裏側に浮かぶ、リアルタコ型宇宙船内。
 通路を雲に乗って進むタコ型宇宙人の仙人は、ある部屋へと入っていった。
 スポットライトで照らされた床には、ノラ隊長が山になって重なっていた。
「げへっげへっ」「げへっげへ」
 下品に笑っているノラ隊長の山に、タコ仙人は首を横に数回振る。
「情けない……ここまで退化するとは」
 タコ仙人は持っていた杖で、床を軽く叩く。
 ノラ隊長タコが一匹を除いて子ダコに変わり、部屋の隅に開いている巣穴へと散っていった。
 一匹だけ残った赤いタオルを首に巻いた隊長タコからも、下品な笑い声が聞こえてきた。
「げへっ、げへっ」
「これ、しっかりせんか!!」
 ボカッボカッボカッ……杖で叩かれて正気を取り戻す隊長タコ。
「ぐおッ!? はっ! オレは今までいったい何を? タコ仙人さま?」
「正気にもどったか、ヨシタコ……おまえは、軍医タコに洗脳されて都合が良いように扱われていたのじゃ」
「軍医が? まさかぁ、軍医は素晴らしい補佐官ですよ……オレは軍医には感謝をしています。時には羨望と崇拝さえも」
「こりゃいかん……脳内のかなりの深部まで洗脳が進んでおる、しっかりせんか!!」
 タコ仙人が杖の先で床を叩くと、今度は雷が隊長タコを直撃する。
「しびびびびッ!!」
 脳内を電流が走り、隊長タコの目に怒りの炎が燃え上がる。
「思い出した……なんとなく、酷い扱いを軍医から受けていたような記憶が」
 隊長タコの脳裏に今まで軍医タコから受けてきた、仕打ちがリプレイされる。
 乾燥させられたり天干しされたり、縦や横にスライスされたり、コマ切れにされたり、焼きタコにされたり、酢ダコにされたり、串刺しにされたり、穴に落とされたり、天井や壁で押し潰されたりと……さまざまな仕打ち場面が走馬灯のように流れ消えていく。
「おぉお、軍医の野郎!!」
「よしよし、その熱苦しい目こそ隊長一族の中から選ばれた勇者の目じゃ……ここらで一発、隊長一族の威厳を世間に示すために『エロの大会』を開催するぞい」
「『エロの大会』?」
「隊長一族の者にしか、開催を許されていない特権イベントじゃ



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あきゅろす。
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