寄り道星、カエル星の【???人間】@ 紫音に犯された我美

 軍医タコ一行が、キノコ星でラブドール人間の淫霊成仏をさせていた頃……『裸族人類が存在する退屈でない世界』の海洋を進む【竜宮島】では、白い砂浜に裸で並んで座った乙姫と我美が夏の海を楽しんでいた。
 乙姫はクーラーボックスから冷えた缶コーヒーを取り出して、飲み口のプルトップを引き上げると。
 夏の季節海域を進んでいる、竜宮島の海に向かって缶コーヒーを掲げて言った。
「このロクでもない裸族人類の世界に乾杯……砂浜に直接座っているとマ●コに砂が入るわね
 冷えたコーヒーを飲みながら乙姫が我美に訊ねる。
「我美はヒトデ星に帰らなくていいの? クラゲもイカも一時帰郷したんでしょう」
「ヒトデは超放任主義っスから」
「ふ〜ん、そう言えばこの『裸族人類が存在する退屈でない世界』に住む、着衣人類の同性婚が普通に認められてから。ずいぶん経過するわね……表立ってはいないけれど、※註中世時代の年齢差婚や、神話時代の兄妹・姉弟・母息子・父娘の近親婚も着衣人類同士で可能なように、タコ型宇宙人の裏介入で法改正も進んでいるわね」
「この先、どんな世の中に変わっていくのか楽しみっスね」
 乙姫が缶コーヒーを飲み干して呟く。
「それにしても、夏よねぇ……こんな暑い日は棒でスイカでもバスッと割ってみたくなるわね」
 乙姫がそう呟いた次の瞬間……頭上から紫音の声が聞こえてきた。
「チョンマゲ!」
 棒状の固い物体が乙姫の頭頂を強打する。
 バズッ!「ぶべっ!!」乙姫は、島に侵入してきた紫音のチ●コ芸『チョンマゲ』の一撃を頭頂に受けて気絶させられた。
 咄嗟に腰に淫乱ライダーベルトを巻こうとした我美の喉に、紫音が投げた首輪がハマる。
 我美の手の中で光りの粒子になって消える変身ベルト。
「!? 淫乱ライダー能力が……使えないっス?」

 数分後……我美は紫音に犯されていた。
「やめるっス……男の汚いチ●コは嫌いっス! チ●コ抜くっス! あうッ」
 紫音は砂浜に押し倒した、水着の日焼け痕が残る涙目の我美のマ●コチ●コが無慈悲に挿入され、ガジャガジャと抽送される。
 我美の首には、紫音がイカ大王から渡された裸族人類の力を封じる、銀の金属首輪がハメられている。
 紫音は、我美の両足首をつかむと、我美の両足をV字開脚にして犯し続けた。
「あぁぁぁぁ……どうして、こんなコトするっスか! どうして? はがぁぁぁぁぁッ」
 紫音は我美の体内に「成敗!」と叫んで射精した。

 宇宙空間を次の目的地に向けて進むリアルなタコ母船……その一室で裸エプロン姿の尻目が軍医タコに訊ねる。
「次の目的地はどこですか?」
 軍医タコが淫霊憑依された響子から渡された、星間線図を見ながら言った。
「この線図が示す星だと、次は【ニワトリ星】ですが……おや? どうかしました? 響子の体に最初に憑依している淫霊さん」
 憑依されている響子は、全裸で壁際に膝抱え座りをして、マ●コにヒクヒク上下に動いているディルドーを挿したまま、沈んだ表情をしていた。
 響子の顔を上げた淫霊が言った。
「なんでもない、ちょっと宇宙酔いしただけだ……最初に渡した星間図見せてくれ、少し手直ししたい」
 淫霊はディルドーの中から、ペンを取り出すと受け取った紙にサラサラと星と星を繋ぐ線を書き加えた。
「立ち寄る星の数を追加……その線で繋いだ順番に変えて向かってくれ」
 書き加えられた星を見て、軍医タコが呟く。
「この増えた星に、未練を持っていて成仏できない淫霊がいるとは思えないのですが……まぁ、さほど急ぐ旅でもないので。寄り道もいいでしょう……最終目的地の【大王イカ星】への到着が遅くなるくらいですから」
 淫霊が憑依した響子は、軍医タコたちから顔を反らすようにうつ向いた。

 リアルタコ母船が進路を若干変えたのを、大王イカ星の巨大スクリーンで見ていたイカ大王が言った。
《何か理由があって進路を変更したか……ふんっ、まぁ良い。最終的にこの大王イカ星に、タコの軍医を誘い出せればいいだけのコトじゃわい


※註・これは『裸族人類が存在する退屈でない世界』だから可能なコトです



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あきゅろす。
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