キノコ星の【ラブドール人間】Bラスト

 軍医タコがラブドール人間の淫霊が、憑依した響子に言った。
「肉体を持たない淫霊になってしまった、あなたが仲間のためにその響子の肉体でラブドール人間の男性とセックスしていただけませんか」
「かしこまりました……仲間が満足すれば、わたくしも昇天成仏できるでしょう」
 銀牙が近くの壁に背もたれ座っている、ラブドール人間の女性に近づき肩に抱え上げると、道路に設置されていた木製の台のような椅子へ運んで仰向けに乗せる。
 少し微笑み顔のラブドール人間の乳房を揉み回してみても、無抵抗で反応が無い……体温はあり、心臓も鼓動していて意識はある。
 しかし、ドール人間なので、ラブドール時は一切の反応を禁じられている。
 銀牙は人形のように無反応な、女の股間を確認してみた。
 無反応でも、その部分だけは濡れていて、男性性器チ●コの受け入れが整っていた。
 銀牙はラブドール人間にペニスを押し込むと、そのまま抽送を開始した……ズブゥゥ、ズヂャズヂャ、ジュプッジュプッ。
 銀牙が腰を動かすたびに、無反応な女の裸体が揺れる。
 快感を感じながらも、されるがままの【ラブドール】それが彼と彼女たちの役目だった。
 ラブドール人間の淫霊が宿った響子も、仰臥させた男性ラブドール人間に騎乗してチ●コを犯すように腰を振って喘ぐ。
「あッあッ……無抵抗な仲間を犯す……これもまた、新鮮な快感でございます……あふっっっ」
 銀牙と淫霊が憑依した響子は、次々と相手を交換して自由に体位を変えられるラブドール人間とセックスをする。

 銀牙は、片目が前髪で少し隠れた、ラブドール人間の女性と座位でセックスをする。
 最初は背面座位で微笑む女性の腰を、手で上下に動かし……次に対面に変えて微笑み顔を眺めがら、腰をグヂャグヂュと上下に動かす。
男に抱きつかせた格好にして、つかんだ腰を上下に動かしてみるか……ほれほれ」
 銀牙は女の腕を自分に抱きつかせるように、背中側に回させてみたり。
 ダランと力無く両腕を垂らした格好の脱力座位にして楽しんだ後に、※1裸族人類の精子を含まない精液を女の膣内に直接注ぎ込んだ。

 次の髪がショートヘアーのラブドール女には、最初に舌を入れた濃厚なキスをしてから女の姿勢を猫背後背位に変えて後ろから挿入して……銀牙は女を犯した。

 その次のロングヘアーの女は、壁を背に立たせると片足を持ち上げた格好で捻れさせたマ●コ強引に挿入して抜き挿ししてみたり、壁に両手をついた立ち後背位姿勢にして犯し……中に白い体液を「うッ」と出したりしてみた。

 犯されている女たちの喘ぎ声も悲鳴も聞こえない、ラブドール人間を相手にしたサイレントセックスだった。

 ラブドール人間の最後の男を、※2自分自身が腰を動かす女性騎乗位や後背位で犯し楽しんでいた。
 淫霊の響子は、大きな喘ぎ声を発して絶頂する。
「あぁぁぁぁ……イキまする、仲間の体で絶頂します……これで成仏できまする」
 淫霊が抜けた響子が気絶して、銀牙もミディアムヘアーの女の腹に射精した。

 白濁液にまみれて転がる、ラブドール人間たちの顔にはどことなく安らぎの表情が浮かんでいた。
 軍医タコは淫霊が昇天していった空に向かって、触手を合わせて祈った。

キノコ星の【ラブドール人間】おわり


※1裸族人類と着衣人類とでは遺伝子配列が異なるので繁殖はできませんが〔裸女との間では希に子供ができるコトもあります〕精子を含まない精液を中出ししたのは銀牙の優しさです。

※2自ら腰を動かすコトが無い、ラブドール人間の男とのセックスは女性側が腰を動かすしか方法がないために、体位も限定されてしまいます。




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