スッポン星の【脱皮人間】Aラスト・イカ大王の謎の指示?
軍医タコが頭を軽く触手腕で叩いて、しまったといった表情をする。
「脱皮することだけに特化しすぎてしまい、第一期世代には繁殖の仕方を誰かが実演して見せて、教えてあげないとダメみたいですね……銀牙、憑依された響子とセックスをしなさい【脱皮人間】に性教育です」
「わかりました……タコ神二号さま、響子とセックスをします」
銀牙が、血管の筋が表面に浮かんだ、たくましいチ●コをビクッビクッさせながら、響子に近づく。
「えっ!? ひっ!?」
逃げる間もなく、銀牙に捕まって、押し倒された響子の体に憑依した淫霊の濡れていた膣穴に銀牙のチ●コが押し込まれていく……グニュゥゥ、グヂャグヂャ。
響子の膣は、すぐに銀牙の太いチ●コを受け入れ。
セックスに馴染んでいる響子の肉体に快感が広がる。
地面に押し倒され横臥で、片足を∠型に持ち上げられた体位にさせられて、ペニスの抜き挿しが開始された淫霊が喘ぐ。
「あぁ……はぁぁぁん(オレが憑依している体に男のチ●コが!?)あふぁん……(これがセックス? あの方の言っていたのと全然ちがう)あぁぁ……もっとぅ(気持ちいぃぃ)」
淫霊は響子の顔で悦楽の笑みを浮かべる。
泥遊びをやめた【脱皮人間】たちは、銀牙と響子のセックスを真剣な顔つきで眺めた。
そのうちに、泥だらけ男女でポツポツと銀牙と響子を真似た交尾がはじまった。
泥で汚れたマ●コに、チョコバナナのように泥で汚れたチ●コが挿入されていく。
「あッあッあッあッ」
「あふッあふッあふッ」
銀牙と響子が体位を変えるたびに、脱皮して大人になった【脱皮人間】たちも体位を真似して変える。
横臥位、正常位、後背位、座位、女性騎乗位、立位。銀牙と響子は四十八手の体位を真似した【脱皮人間】たちの喘ぐ声がスッポン星にセミの鳴き声のように合唱する。
「あぁあぁあぁあぁ……あぁ〜ん、あぁ〜ん、あぁぁぁ〜ん」
スッポン型宇宙人が、目から感涙を滝のように流しながら言った。
「成功だ! 新しい人類の歴史がはじまった!」
泥の中から白いモヤのような霊体が一体……天に昇っていくのが見えた。
軍医タコが言った。
「仲間が交尾している姿を見た、スッポン星の淫霊も未練が消えて成仏しましたね……あとは、受胎した脱皮人間が泥に沈んで地中出産をすれば完璧です」
と。
【脱皮人間】おわり
その頃……イカ型宇宙人の母星『大王イカ星』では。
イカ宮殿の謁見の間で巨大なイカの逆光シェルエットを前に、眼鏡全裸でイカ臭いチ●コをピクピクさせている紫音と、サングラスをした軍医イカが並んで立っている。
触手を蠢かしている巨大イカの近くには、首から下がのっぺりとした青銀メタリックの機械体で、生身の乳房と性器部分だけが露出した、奇妙な少女が立っていた。
裸眼鏡の紫音が複雑な表情で、目前のイカ大王に聞き返す。
「もう一度、言ってください……それは本気の指示でしょうか?」
某探偵アニメの容疑者のように、真っ黒の影で目だけがギョロとしているイカの王が老人声で怒鳴る。
《くどい! 儂の命令は絶対じゃ! 裸族人類の女たちを指示した通りに犯せ!! わかったら早く行け!》
[前戯へ][後戯へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!