淫霊が【響子】に憑依するBナマコ星の擬態人間※エグいので注意

【ナマコ星】……到着した一行は、着陸挺で閑散とした青い地表に降り立った。
 青い岩山と、昆布から進化した植物が点在する風景を見て尻目が呟いた。
「誰もいませんね……ナマコ型宇宙人は?」
「彼らはシャイで無口な種族ですからね、滅多に表には現れません」
「そんな星に人類が? あれっ? 今、そこの昆布の蔭に人影が?」
「誰か隠れていますね……わたしたちは怪しいモノではないですよ、安心して出てきてください」
 軍医タコの呼びかけに、昆布の蔭から裸の女が恐る恐る現れた。
 それを見て響子に憑依している淫霊が言った。
「おまえは生者で淫霊じゃないな……この星には未練を持った微弱な淫霊の存在を一体だけ感じる、さっきから響子の体に入ってくるように呼びかけているのに反応が無い……おまえの亡くなった仲間は。いったい、どんな未練があって成仏できないんだ?」
 裸の女は無表情で軍医タコたちを、どこかへ案内しようと手招きする。
 先を歩くナマコ星の裸の女の。歩くたびに左右に揺れるヒップを眺めながら女についていくと、女は海を望む崖っぷちに人の手で積み上げられた石塔に軍医タコたちを連れてきた。
 石塔を見て、軍医タコはすべてを理解する。
「謎はすべて解けました……この場所にわたしたちを連れてきた彼女は……おそらく着衣人類ではなく。ナマコ型宇宙人が作り損ねた『裸族人類』です」
 尻目が軍医タコに質問する。
「作り損ねた『裸族人類』って、どういう意味ですか?」
「ナマコ型宇宙人も裸族人類ブームに乗って製作挑戦してみたんですよ……見よう見まねで真地球から拐ってきた人間で『裸族人類』作りを
 ナマコ型宇宙人から手を加えられた裸の女は、いきなり仰向けのブリッジ姿勢になるとマ●コを軍医タコたちに向けた。
 マ●コの両側に、黒い粒のような単眼があった。
 軍医タコが説明する。
あの黒い粒みたいなのが本当の目です……人間の頭は疑似頭です、性器がある腹部が本当の頭部です」
 軍医タコはタブレットを操作して、ナマコ側裸族人類に関する情報を表示して見せる。
 男性の裸族人類には、チ●コの根元の両側──陰毛の中に単眼があった。
「ナマコ型宇宙人は地球人をベースに、男女一体づつの裸族人類を作ったらしいですね……飛行能力も無い、中途半端な裸族人類を作った段階でナマコが飽きて放置した裸族人類カップルが、この星で独自の急速進化をしたようです」
 ブリッジ姿勢をした、ナマコ側裸族人類〔もどき〕女のア●ルから、いきなり切れた腸の一部が噴出する……ブシュッ。
 青ざめた顔で悲鳴を発する尻目。
「ひぃぃぃっ!?」
 冷静に説明する軍医タコ。
「今の肛門から内臓を噴出したのは、ナマコ型宇宙人の特徴です──彼らは再生力が強い腸のような器官を体外に出して敵がそれを食べている間に逃げます……それにしても、人間にナマコの能力を与えるとは……ナマコ側裸族人類はア●ルでの性交は安易にできませんね」
 ブリッジ姿勢の裸の女は誘うように腰を上下させマ●コをパクパクさせた。
 膣穴からは愛液が唾液のように垂れる、軍医タコが言った。
「この星で未練を残して成仏できない淫霊は、先に亡くなってしまったオスの裸族人類の霊で……残されたメスがぺニスを求めている姿を哀れに思って、なかなか成仏できないのでしょう……さあ、銀牙、ぺニスチ●コをナマコ側裸族人類の股間の口へ」
「はい、タコ神二号さま」
 銀牙は、ブリッジをした女のマ●コチ●コをズブッと押し込み……ジュポッ、ジュッポと抜き挿しを開始した。
 股間の口にチ●コを入れてもらった裸のブリッジ女は、嬉しそうに膣穴の口からダラダラと唾液を垂れ流し。
 疑似頭の女顔は、少し嬉しそうに微笑んでいるようにも見えた。
「アッアッアッアッ」
 疑似の頭の口から喘ぐ声のようなモノが漏れる。
 銀牙はナマコ側裸族人類女(もどき)の股間口に大量の白い体液を注ぎ込む。
 ビクッビクッ……ビシャビシャ。
 ブリッジ女の肢体が爪先立ちで痙攣する。
「アゥアゥアゥ」
 ブリッジをしたナマコ裸族人類女は、満足したように膣穴の口をすぼめて、銀牙の射精したチ●コをナメた。
 石積みの墓標から白い霧のようなモノが天に昇っていき、成仏するのが見えた。


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あきゅろす。
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