淫霊が【響子】に憑依するA

 蘭花が、銀牙の胸を撫で回していると、勃起した銀牙の乳首から白い父乳が染み出てきた。
 フリーセックスが基本の裸族人類は不倫や浮気に対して、嫉妬やヤキモチを抱く感情は持ち合わせていない。
 軍医タコが、いつも陰茎骨でペニスを勃起させている、銀牙の裸体を撫で回している蘭花に質問する。
「銀牙のペニスの具合はどうですか?」
 蘭花は、すぐに銀牙の肉欲棒を擦って軍医タコに報告する。
「硬くて、たくましい……健康なチ●コです。これなら、どんな着衣人類の女も喘ぎ鳴かせられます」

 裸族人類の銀牙と、淫霊に憑依された響子を乗せた『リアルタコ型母船』は、淫霊たちを成仏させる旅に出発した。
 月面に立って、離れていくタコ母船を見送っていた裸の蘭花のところに、タコ母船が見えなくなった頃合いを見て。
 クレーターの陰に隠れていたイカ側裸族人類の紫音とクラゲ側裸族人類の、それとヒトデ側裸族人類の我美が近寄る。
 裸眼鏡の紫音が、チ●コの先からガマン汁を垂らしながら蘭花に言った。
「銀牙が離れる時を待っていた……イカの種を蘭花の子宮に流し込んで、イカの子供を孕ませてやる! 膣穴からイカを生ませてやる
 クラゲ側裸族人類の秋が、抑揚の無い口調で言った。
「蘭花は、あたしとレズる……レズの味を刻んで、男を忘れさせる」
 日焼けした裸体に白い水着痕が残る我美が、いつもの調子で言った。
「蘭花は、これからボクと一緒にオナニーするっス……自慰に没頭して、セックスを捨てたG人類に進化するっス」
 蘭花を狙った三竦み状態が続く。
「イカの子を孕ませる!」
レズの快楽を体に刻み込む」
オナニーにのめり込ませるっス」
 その時、紫音と秋が、側頭を押さえ……何か指示を受信したような素振りをした。
 紫音が言った。
「イカ神さまからの指示だ……『イカ母星に来て、タコ軍医一行の接待と案内を……以下略』」
 秋が言った。
「あたしにも同じ指示がクラゲ神さまから、送られてきた……急いでクラゲ母星へ行かないと」
 男女一体型裸族人類、秋の体が男体化する。
 秋は、裸族人類特有のお腹にあるカンガルーのような袋の切れ込みを指でピリッと押し開くと、入り口に粘液が糸を引く袋の中からレズ用ディルドーを取り出して、蘭花に手渡して言った。
「今回、これでレズ繋がりするつもりだったけれど……蘭花にプレゼントする、自慰に使え」
 紫音は背中からコウモリのような翼を、秋は三角翼の着脱可能な飛行生物と背中側でジョイント合体して飛び去っていった。
 残った我美が、つまらなそうな顔で呟く。
「イカとクラゲが大事な用事でいなくなった隙を狙って、蘭花を自慰狂いに堕とすのはフェアじゃないっスね……興ざめたっス、また別の機会にするっス」
 我美も頭から竹を生やした竹の葉ヘリコプターで、どこかに飛んでいった。
 一人、月面に残った蘭花は座り込むと試しに秋が置いていったディルドーを膣に挿入してみた。
「んッんッ……物足りない、やっぱり銀牙の生チ●コがいい……んっんっ……膜、破れた」
 何度も再生する処女膜を破って、蘭花はディルドーを抜き挿しした。

 最初の目的地に向かっている、リアルタコ母船の中で尻目が軍医タコに質問する。
「最初の目的地はどこですか?」
「『ホヤ型宇宙人』の星の隣にある『ナマコ星』です……『ホヤ型宇宙人』には以前、地球から拉致ってきた男女をホヤ星近くの原始惑星で『性欲に特化した繁殖優先の新人類を作りたいから』と、アドバイスを求めてきましたから、男体と女体の両方で繁殖可能な肉体改造の方法を教えました……アドバイスをしていない妊娠期間は六ヶ月にして……妊娠中も発情して交尾可能にしたと伝え聞きましたが、天敵がいない星でそんな繁殖をしたら食料不足で、すぐに絶滅しますね」
 マ●コにディルドーを突っ込んでヒクヒクさせている淫霊憑依響子が言った。
「成仏させるのは、ナマコ星に少数いる人間の淫霊だからな……オレもどんなヤツかは知らねぇ」



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