決戦淫乱遊園地A

 スグリが城の中にもどって、蘭花と銀牙に着衣人類の男女にフェラチオとクンニリングスをさせて楽しんでいると。
 叡知のムギンと情報のフギンが飛んで入室してきた。
「スグリさま、フギンの偵察ですと。神石を所持する、この星の創造神を含め……『裸族人類が存在する退屈でない世界』でスグリさまに挑み破れた、アライグマ着ぐるみパジャマの女と、背中に日本刀二本を背負った危ない男性水着の変態男……それと、ハイブリッド裸族人類の女が浜辺に集結して楽しげにキャンプ……もとい、野営をして襲撃の機会を狙っています」
「あ、そう……誰が来ても負ける気はしないけれど……まとめて一度に来られると、ちょっと厄介ね」
 背中からカラスの翼を生やした、日焼け全裸男性のムギンがフルチンで言った。
「わたしに秘策があります……彼らを分散させて、バラバラに淫乱遊園地に来るように仕向けましょう」
「何か考えがあるみたいね……ここはムギンに任せる」
 ムギンは銀色の金属片を取り出して、スグリに見せる。
「それは?」
「ナ●メタルです……ある増殖プログラムをインプットしてあります、これでメカ美久を遊園地内に作って、美久を誘き寄せてイカせます……一昼夜あれば増殖は完了します」
「そんなに上手い具合に、美久が一番手で来てくれるの?」
「フギンが説得とクジを使って……思うがままに、ナ●メタルは遊園地のどこに埋めますか?」
「枯れた噴水がある辺りがいいんじゃない」
 一礼したムギンとフギンは、窓から外へと飛び出して行った。

 小一時間後……夕暮れ迫る浜辺。ワイワイガヤガヤとBBQを楽しんでいる、土門たちのところに裸のカラス女、フギンが飛んできて言った。
「お楽しみ中に悪いが提案がある……それだけの人数が幼女一人に向かっていくのも、絵柄的に卑怯じゃないか……どうだろう、ここはグループに分けて順番にスグルさまの城に来ないか」
 悪党が、ここにきてなに綺麗事言ってやがる……と、言う者は一人もなく。エッチな解決方法を望んでいる者たちはフギンの申し出を受け入れた。※@
 フギンは土門&ペットボトル組、進化神&艦長・副官組、美久組の三グループに分けると。アイスキャンデーの棒で作ったクジを出した。
「この中で赤い丸印が一番手、青い丸印が二番手、無印が三番手だ……まずは、あなたからクジを選べ どれ?」
 創造神が選んだクジをフギンは引いて見せた、クジには青い丸印がついていた。
「儂は二番手か」
 創造神が選んだクジをフギンは、中指と人差し指の間で挟むと、残る二本を土門に選ばせて引かせた。
 土門が引いたクジは無印で三番手だった。
 手の中に最後の残りクジを握り締めたままフギンが言った。
「最後のクジは赤しかないから、美久が一番手ね……それでは明日」
 そう言うとフギンは、焼かれた串焼き肉を一本もらい尖塔城の方に飛んでいった。

 淫乱遊園地近くの高い樹の太い枝の上……月明かりの中、樹の上でメカ・ギャー子とムギンは交尾をしていた。
「あッあぁ……ムギン……アシャ──ッ」
 ムギンに樹の上で挿入抽送されているギャー子の喘ぎ声が、超音波の鋭い刃物となって近くの枝葉を切断する。
 マ●コを突かれながら、ギャー子はムギンに質問する。
「はぁはぁはぁ……本当に明日、美久とエッチな闘いができるんだな……あッあッあッシャ──」
「オレを信じろ、おまえからもらったナ●メタルを使って、美久を誘い込むメカ美久が、今夜製作されている最中だから……おまえは背後から美久を襲えばいい」
「嬉しい……オレの体の一部がムギンの役に立って。もっとオレの膣を突いて愛してくれ……あぁぁぁぁ」
 ギャー子とムギンは樹の上で、明け方近くまで愛し合った。


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