やっぱりいろいろな意味でヤバいよ、砂野スグリD 『タコ神石』

 軍医タコは、さらに黒女豹に質問する。
「ちょっと『吸い込み能力』を見せてくれませんか? 無生物しか吸収できないんでしたよね……植物のサボテンなんかはムリでしょうか?」
「う〜ん、アイアンレディなら吸い込むの、慣れているだろうけれど……試しにやってみる」
 黒女豹はサボテンを吸い込んで『女豹サボテン』になった。
 恥毛に代わってサボテンのトゲが、網タイツの恥丘から飛び出し……片手がグローブのような、サボテンになっている。
 乳首の所からも細かい綿毛のようなトゲが飛び出している。
 軍医タコが言った。
「やりましたね……植物の吸い込み成功しましたね……黒女豹さん?」
「………………」
 黒女豹は無言で立っている。
「しまった!? 植物を吸引したから動けない!! 土門さん、黒女豹さんの背中側から刺激を与えて、吸い込んだサボテンを吐き出させてください」
「しょうがねぇなぁ」
 土門カシスは危ない男性水着の股間部分を少しズラして、露出させた陰茎を握りしめるとスポッと筒皮を引き抜く、皮の中から銀色に輝くチ●コが現れた。



 土門は黒女豹の背後からズドッと銀のチ●コを穴に押し込み軽く抽送する。
 黒女豹は「がほっ!」と、吸い込んだサボテンを吐き出して元の姿に戻った。
 喉を擦る黒女豹。
「はぁ……サボテンのトゲが魚の小骨みたいに喉に刺さって痛かった、やっぱり慣れない『吸い込み能力』は、使わない方が無難ね」
 そう言って、黒女豹はどこに置いてあったのか?
 ゴムの腕を伸ばして『無限トン』と書かれたバカでっかいハンマーを取り出した。
 その時……牛郎星に乗って、飛んでくる砂野スグリの姿が見えた。
 変態幼女は軍医タコたちから離れた場所に着地する。
 スグリが言った。
「来てやったから『タコ神石』くれ」
 ペットボトルがヨーグルに指示する。
「ヨーグル、変態幼女をやっちまえ!」
「あたしはヨーグル……スケベな女」
 ヨーグルが大地に根を張って成長する、天に向かって枝葉を伸ばし大樹となった。幹に木彫りの女体のようになったヨーグルの股間と乳首から樹液のような蜜が溢れ……ヨーグルの股間は集まった虫たちが蜜を吸う食堂となった。
 ペットボトルが言った。
「マジ、使えねぇ奴」
 土門、黒女豹、ペットボトルの三名がスグリを三方向から囲む位置に移動する。
 土門が背負った日本刀を抜き、黒女豹が巨大ハンマーを持ち上げ、ペットがチ●コ型の大型銃を構えて……三人が三方向からスグリに向かって突撃していく。
 スグリの左乳首にくっついた、ラクシュミー石が光る。
 ペットが偶然捨てられていたバナナの皮で転んだ拍子に、発射された『イキっぱなし光線』が放物線を描いて黒女豹の方に飛ぶ。
 黒女豹はヨーグルの樹から顔の前に飛んできたカブトムシに驚き、巨大ハンマーを空中に放り投げ、ハンマーは土門の方へ落下していく。
 土門は演習地だった荒野に撤去し忘れて埋もれていた不発弾の弾頭を踏み、爆発に驚いて持っていた日本刀をペットの方に放り投げた……日本刀は空中を回転しながらペットボトルの方へ飛んでいく。

 数秒後……『イキっぱなし光線』が命中した黒女豹は、地面で股間と胸を押さえて身悶え。
 土門は無限トンハンマーの下敷きになり。
 ペットボトルは回転して飛んできた、日本刀でアライグマの着ぐるみパジャマを三枚におろされ、その場に胸を押さえて「きゃあぁ!?」と、しゃがみ込む。
 自滅した【土門探偵団】を指差してスグリが笑う。
「あははは……バカみたい、笑える。さてどうしてやろうか……『ヘラ石』で石化も飽きたから、頭が豚の化け物〔オーク〕に変えてやろうか……『ロキ石』で永遠に目覚めない淫夢を見せてやろうか……それとも」
 スグリが指の関節をポキッポキッ鳴らしていると、軍医タコが白旗を掲げて椅子から立ち上がった。
「降参します……『タコ神石』を渡しますから、それ以上は敗れた者たちに、手を出さないでください」
 軍医タコが『タコ神石』を出すと、スグリがスカートの裾を持ち上げてノーパンの局部を露出させる。
 軍医タコの触手腕から離れた『タコ神石』は、フワフワと空中を浮かんで……スグリの勃起クリトリスに引き寄せられ、癒着するようにいやらしくくっついた。



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