やっぱりいろいろな意味でヤバいよ、砂野スグリB

 女将はフンドシの隙間から指先を入れると性器をクチュクチュといじくった。
「あふッ……や、やめっ……はあぁ」
「はぁはぁ……どう、オナニー気持ちいいでしょう……半分自分の体だから、どこをどうすれば感じるのかわかる……んあぁ、はぁはぁはぁ、一緒にイキましょう……んあぁぁん」
「あぁぁぁぁ……いくぅぅぅ」
 女将とフギンがビクンッ、ビクンッと痙攣しながら淫らな顔でイッた。
『女将ニッポン』VS『情報のフギン』……相討ちオーガズム。

 舌打ちするスグリの「チッ、オスのムギンの方を呼び出しておけばよかった」の声が聞こえた。

『人工裸女・ビジョ』 VS『変態幼女・砂野スグリ』
 スグリが言った。
「幼女だからって遠慮はいらないわよ、前世はロリコンのおっさんだったんだから……多少はプロレス雑誌もたまーに読んでいたから、技名は知っている(知っているだけ)」
 スグリは着ていたロリータ服を脱ぐ、下からスクール水着姿のスグリが現れる。スクール水着の股間・ヘソ・乳首の部分には丸く穴が開けられていて、股間と乳首には神石が張り付いている。
 やっぱり砂野スグリは真性の変態幼女だった。
 ゴングが鳴り響き、第三戦が開始された。スグリは『天帝石』の力で瞬間移動したり、相手の動きから少しだけ先の動きを予測してビジョの攻撃を回避する。
 時にはビジョのトップロープの反動を利用したキャットスーツのヒップアタック攻撃に、観客席の男性をリング上に瞬間移動させて身代わりにしてヒップアタックを防いだ。
 スグリが不敵に笑う。
「身代わりや、逃げ回っているばかりというのも面白味が無い……ここらで少し技を受けて盛り上げてみるか」
 スグリはビジョの技をワザと受けてみるコトにした……コーナーポストに飛び乗った、スグリの片手をビジョが優しく握り、スグリはバランスをとりながらリングのロープ上を念仏を唱えて渡り歩く。
 渡り終えてリングに降りたスグリは。「なんかコレ、技とちゃう!!」と、叫んだ。
 仕切り直しで、ビジョがスグリを必殺技の『フェラチオ・ドライバー』の体勢に持っていく、逆さに持ち上げられたスグリは『ラクシュミー石』の強運力を使う素振りもなく、意味ありな笑みを浮かべていた。
 スグリを逆さに抱えたままビジョは空中に跳躍する。
 男性レスラー相手にフェラチオをしながら、相手の脳天を※パイルドライバーでリングに叩きつける豪快な決め技だが、ビジョは空中で重大なミスに気づく。

しまった! 一般の幼女にチ●コは生えていなかった!
 そのまま、普通のパイルドライバー技でリングに落下するビジョ。
 穴開きスクール水着の幼女は、両目を見開いたまま動かない……呼吸をしていないスグリに慌てたビジョはパニックになった。
「死んでいる……誰か! 救急車を! どうかしていた、素人の幼女に危険なプロレス技なんて」
 スグリの近くで膝立ちしてオロオロと 動揺しているビジョ……その時、冥界神の『アヌビス石』が輝き、死んでいたはずのスグリの目がギロッと動いた……生き返るスグリ。
「地獄からふっか──つ、まんまと罠に引っかかったわね……この位置で油断するのを待っていた」
 素早く立ち上がったスグリはビジョの頭を押さえつけ、自分のヘソ穴にビジョの額に埋め込まれている『太陽神石』を接触させる。
 ビジョの体が末端から『ヘラ石』の快感石化で石に変わっていく……快楽に満たされ恍惚とするビジョ。
「あぁぁぁぁ……」
 スグリのヘソと神石の間に粘液の橋がかかり、完全に石化する前に『太陽神石』が、スグリのヘソ穴にくっつく。
 石像化したビジョの頭からスグリが手を離すと、石になったビジョはリングに転がった。
 リングの天井を指差してスグリが叫ぶ。
『太陽神石』獲得! 残る神石は二つ! 我に従えロリコン男ども!」
 意味もわからずに試合会場は盛り上がった。


※どんな技かは各自の検索で



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