八忍剣士の妨害@『イ・ヌイージ』陥落

 尻目の縦に並んだ二つの目を驚いた顔で見るヌイージ。
 尻目のマ●コア●ルが内側からの空気圧で盛り上がる。
「ファイヤー!」
 ポンッパンッと発射された眼球は、ヌイージの髪をかすめてヌイージの後ろにあった松の木の幹をえぐる。
 顔面蒼白になったヌイージの首が、ぎこちなく動いてえぐられた松の木を見る。
「ひッ!?」短い悲鳴を発して後退した、ヌイージの足に何かをパキッと踏み折る感触があった。
 逃げる間もなく、上から落ちてきた檻がヌイージを母朧女が寝そべるワラの山ごと閉じ込める。
 嬉しそうな顔で裸体の上体を起こした母朧女が言った。
「あらあら、タ●リ神を捕まえるはずが、美少年が捕まっちゃったわね……ふふふっ、美味しそう」

 数十分後……裸に剥かれ、ワラの上で熟女くの一に、裸体を弄ばれている金髪碧眼美少年の姿があった。
「や、やめっ……あぁぁっ」
 母朧女の舌で乳首を転がされて、イ・ヌイージが男の喘ぎ声を発した。
 美少年の裸体を撫で回して弄ぶ、母朧女の顔が淫らな喜びに歪む。
「ずいぶん、かわいい声で鳴くじゃない……ふふっ、おばさん興奮しちゃった。オナニーは週何回しているのぅ?」
「そ、そんなコトしていな……あうッ」
「ふふっ……チ●コの皮が勃起して剥けてきた、淫水焼けしていない綺麗な亀頭……童貞っぽいわね。オナニーしなさい……あたしに君のオナニー見せて」
 ヌイージは首を横に振って、抵抗を示す。
「しかたがないわねぇ……この方法はやりたくなかったんだけれど」
 母朧女はヌイージのぺニス根元に、植物の茎を編んで作った輪を食い込ませた。ヌイージが不安そうな顔で装着された輪を見る。
「!? なにそれ?」
「ふふっ……淫法『随気冠』〔ずいきかん〕……たっぷりオナニーしなさい」
 母朧女が輪をナメ回すと、ヌイージはビクッビクッと性的痙攣して腰を浮かせた。
「熱い……チ●コが熱い……出したい」
 ヌイージはチ●コをつかむと、狂ったようにしごきはじめた。
 母朧女が楽しそうに、ヌイージと一緒にチ●コをしごき、随喜の汗が吹き出してきた男体をナメ回す。
「ふふっ……いいのよ、誰にも遠慮しないでチ●コしごいても……あたしもオナニー手伝ってあげるわね」
 ヌイージは共同作業で行うオナニーに随喜の涙を流す。
「あふッ……はぁはぁはぁはぁ」

 母朧女が少し意地悪そうな笑みを浮かべながら言った。
「二人でやるんじゃオナニーじゃないわね……そろそろ射精しなさい絞り出すように」
「うッ……うわぁぁぁぁ」

 母朧女の言葉を受けた美少年が、首を左右に振りながら激しく白濁液を、ビシャビシャと裸体に撒き散らした。
 八忍剣士、金髪隻眼の砲術使い『イ・ヌイージ』……陥落。


 その日の夕刻……軍医タコたちは、野性動物がよく集まる、林の水飲み場にやってきた。
 近くに水車小屋があり、農業用の溜め池には水が張られている、母朧女が言った。
「以前、この池で水浴びをしている、タ●リ神が目撃されているから、出現する可能性はあるわね」
 母朧女がそう言った時……水車小屋の屋根を突き破って、小山のような大男が現れた……八忍剣士の一人『間毛犬吉』だった。
 犬吉は咆哮しながら、小屋の壁を突き破って突進してきた。
「うおぉぉ! おら、負け犬じゃないべぇ!」
 軍医タコが叫ぶ。
「危ない! みんな避けてください!」
 犬吉は、そのままおにぎり頭を巨石に突っ込ませ、岩を粉々に粉砕した。恐ろしい破壊力だった。
 振り返った犬吉が言った。
「おら、里見の姫さまのために、タ●リ神捕まえるのを妨害するべぇ」
 犬吉は腕を交差させて、肩にある経絡を人指し指で押す。
「邪魔するヤツは、おらの指先ひとつで終わりだべぇ」
 犬吉の両腕が体とのバランスが異なる、三〜四倍の不自然な太さに膨れる。
 犬吉は筋肉のリミッターを自ら外した。


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