【淫らな天国&淫らな地獄】C『寸止め地獄(天国?)』と『酒池肉林果樹園』
「あひいぃ……ぐぐぁん」
最初の性感ツボを押されて、響子の体はビクッビクッと反応して悦楽の笑みを浮かべながら身悶え……次のツボを押されると。
「がががががぁぁぁ……あがぁぁぁ」
腰を浮かせたブリッジ体勢でピタッと停止した響子の全身から快楽の汗が吹き出し……最後のツボを押されると。
「おがぁ……おッおッおッおぉぇ!」
響子は、激しく腰を上下させて膣から潮を噴いた。
絶頂の余韻が続いている響子に裸で重なった『コアラ種』の男性は、二つに分かれたペニスの先端を響子のマ●コにくっけて言った。
「今度は体の中からチ●コで刺激を与えてみましょう」
二つの亀頭を強引に押し込んで、抜き挿しをされるたびに響子の体は反応して昇天を続ける。
「はがぁ……またイクッ、またイクッ、イクッ……はぁはぁ、またイクッ、イクッ、イクウゥゥ!!!」
響子は『イキっぱなし天国(地獄?)』で絶頂を繰り返した。
絶頂している響子を残して、淫らな天国と地獄を進む軍医タコ一行は、今度は股間を押さえて地面を苦しそうに、のたうち回っている裸の男女集団と遭遇した。
淫らな天国と淫らな地獄の外界から来たらしい、裸の男女集団の近くには『タツノオトシゴ種』の女性が一人立ち、軽快な手拍子を続けていた。
「はい、はい、はい、みなさんいい感じですよ……がんばってください、ワンツー、ワンツー」
まるでインストラクターのような雰囲気の『タツノオトシゴ種』女性にコンドーム青年が聞いてみた。
「いったい何をやっているんですか?」
「鍛練です……避妊具なしでも射精しない練習です」
目を輝かせるコンドーム青年。
「その練習、ボクにもやらせてください!」
「いいですよ、ではこちらに来てください」
コンドーム青年のペニスの根元にリングがハメられる。途端に勃起してビンビンになった股間を押さえたコンドーム青年は地面でのたうち回る。
「おおおぉぉぉ!?」
「その装着したリングからは、性感を刺激する振動が発せられています……そのリングは一度つけたら簡単には外すコトはできません、男性は絶頂寸前の快感を感じ続けたまま、射精コントロールされます……出したくても射精できない『寸止め状態』が続きます……ちなみに女性にはクリトリスにリングがハメられ、イキたくてもイケない状態が続きます」
『寸止め地獄(天国?)』にハマった、コンドーム青年を残して一行は小道を進む。
進むと今度は、整備された果樹園のような場所に一行はやってきた。
果樹園の入り口には看板が立てられ『酒池肉林果樹園』と書かれていた。
果樹園の樹には、本物の薫製ソーセージや生ハムや干し肉が実っていた。
中には海産の天日干ししたスルメイカやスモークサーモンや干物が生っている樹や、ドライソーセージに混じって干したチ●コやキン●マが、ヒモで干し柿のようにブラ下がっている樹もあった。
果樹園の中央には美酒が湧き出ている池があり。
樹の根元に背もたれて足を閉じて座った裸の女の股間に、樹の枝葉から垂れる酒の滴が溜まり『女人酒』ができていた。
果樹園の中では裸の男女が楽しげに、追いかけっこをしていて。
樹に実っている肉を食べたり、女人酒を飲んだり。
男が女の胸や尻を揉んだり。
樹にしがみついたり背もたれ立った女に、男がチ●コを挿入して男女でセックスを楽しんでいた。
淫らな酒池肉林の世界に、ウズウズは目を輝かせる。
樹に背もたれて座った女の股間に、柄杓〔ひしゃく〕で美酒の池から汲んだ酒を注いでいる『コアラ種』の女性が、惚けた顔で座る女の耳に囁く声が聞こえてきた。
「さあ……あなたの股間で、もっともっと美味しい女人酒を作って、みんなに飲んでもらいましょうねぇ」
興奮マックスのウズウズが『コアラ種』の女性に質問する。
「あたしも酒池肉林な果樹園の中に入りたいじゃん、無料で誰でも入園できるかじゃん?」
「もちろん、お金なんか頂きません……ここは酒池肉林の天国ですから、飲み放題、食べ放題、エッチし放題です」
天女の羽衣のような薄い布を裸身に巻きつけフワフワと浮かせた、アメノウズメの神女は酒池肉林の果樹園に飛び込むと。
「まずは、酒じゃん」と言って。
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